猫砂は、猫が毎日使うものだからこそ、使いやすさだけでなく猫の好みも考えて選びたいアイテムです。
「臭いにくい猫砂がいい」「しっかり固まるものがいい」
「猫砂の飛び散りを減らしたい」
「できるだけ軽いものを使いたい」
など、飼い主によって重視するポイントも異なります。
さらに、猫砂には鉱物系、紙系、おから系、木製などさまざまな種類があります。
システムトイレでは、一般的な固まる猫砂とは異なる専用チップを使うこともあります。
人間にとって扱いやすい猫砂でも、猫が気に入ってくれるとは限りません。
粒の大きさや足触り、香りなどによって好みが分かれることもあります。
この記事では、猫砂の種類と選び方を整理したうえで、代表的な6商品を紹介します。
総合的な順位ではなく、「消臭を重視したい」「固まりやすさを重視したい」「軽い猫砂がいい」「システムトイレを使っている」など、目的に合わせて選べるように比較していきます。
猫砂にはどんな種類がある?

猫砂は、主な素材や使い方によって特徴が大きく異なります。
まずは代表的な種類を確認しておきましょう。
鉱物系猫砂
鉱物系猫砂は、ベントナイトなどの鉱物を主原料としたものです。
一般的な砂に近い感触の商品が多く、尿を吸収して固まるタイプが多いのが特徴です。
しっかり固まる商品では、汚れた部分だけを取り除きやすいため、毎日の掃除をしやすいというメリットがあります。
また、商品によっては消臭成分や抗菌成分を配合しているものもあります。一方で、紙系や木製などと比較すると重量が大きくなりやすく、持ち運びや補充時に負担を感じることがあります。
細かな粒の商品では、猫が砂をかいたときに周囲へ飛び散ることもあります。
粉じんについても商品によって違いがあるため、気になる場合はメーカーの商品情報を確認しましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 砂に近い感触の商品が多い | 比較的重い商品がある |
| 固まるタイプが多い | 細かな粒は飛び散ることがある |
| 汚れた部分だけ取り除きやすい | 粉じんの量は商品によって異なる |
| 商品によって消臭機能などがある |
紙系猫砂
紙系猫砂は、紙や再生パルプなどを主原料とした猫砂です。
鉱物系と比べて軽い商品が多く、袋を持ち運んだり、トイレへ補充したりするときの負担を抑えやすいのが特徴です。
商品によっては尿を吸収して固まるタイプや、濡れた部分の色が変化するタイプもあります。
また、メーカーがトイレに流せることを明記している商品もあります。
ただし、紙製だから必ずトイレに流せるとは限りません。
処分方法は商品ごとに異なるため、パッケージやメーカーの案内を確認してください。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 比較的軽量な商品が多い | 商品によって固まり方が異なる |
| 持ち運びや補充がしやすい | 粒の大きさによっては飛び散ることがある |
| 固まるタイプがある | 消臭性能は商品ごとに違う |
| 商品によってはトイレに流せるものもある | 紙製でも処分方法が同じとは限らない |
おから系猫砂
おから系猫砂は、おからを主原料として作られた商品です。
固まるタイプが多く、商品によってはトイレに流せるものもあります。
植物由来の原料を使っていることを特徴としている商品もあり、紙系や鉱物系とは違った選択肢になります。
一方で、おから特有の匂いを感じる場合があります。
また、同じおから系でも粒の大きさや固まり方、処分方法などは商品によって異なります。
「おからだからこう」と決めつけず、個別の商品情報を確認することが重要です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| おからを主原料とする商品がある | おから特有の匂いを感じる場合がある |
| 固まるタイプが多い | 猫によって好みが分かれる |
| 比較的軽量な商品がある | 処分方法は商品によって異なる |
| 商品によってはトイレに流せる |
木製猫砂
木製猫砂は、木粉や木材などを原料とした猫砂です。
ひのきなどの木材由来の素材を使用した商品もあり、木の香りを特徴としているものもあります。
商品によって、固まるタイプと固まらないタイプがあります。
また、大粒のペレットタイプなど、猫砂の飛び散りを抑えることを意識した商品もあります。
一方で、木製だから必ず軽い、飛び散らない、トイレに流せるというわけではありません。
使用前に商品の仕様を確認しましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 木材由来の原料を使用する商品がある | 固まり方は商品によって異なる |
| 軽量な商品がある | 木の香りが猫や飼い主の好みに合わない場合がある |
| 木の香りを特徴とする商品がある | 粒が崩れやすい商品もある |
| 大粒タイプでは飛び散りを抑えやすいものもある | 処分方法は商品ごとに確認が必要 |
システムトイレ用猫砂
システムトイレ用猫砂は、一般的な固まる猫砂とは使い方が異なります。
システムトイレは、猫砂を通過した尿を下段のシートやマットなどで受ける構造になっているため、猫砂そのものは尿を吸収して固めることを目的としていない商品が多くあります。
排泄物のうち、便はスコップなどで取り除き、尿は下段のシートなどで処理します。
代表的なものとして、ニャンとも清潔トイレの「脱臭・抗菌チップ」などがあります。
ニャンとも清潔トイレでは、木質チップを使った専用チップが用意されており、大きめ・小さめ・極小など粒のサイズも展開されています。
一般的な猫砂をそのままシステムトイレに入れられるとは限らないため、使用しているトイレ本体の説明書やメーカー情報を確認しましょう。
猫砂を選ぶときの7つのポイント

猫砂は、素材だけでなく「猫が使うもの」と「飼い主が掃除するもの」という両方の視点から選ぶことが大切です。
1. 猫の好みに合っているか
猫砂を選ぶときに、まず考えたいのが猫自身の好みです。
猫によっては、以下の点などを気にすることがあります。
- 粒の大きさ
- 足触り
- 香り
- 砂をかいたときの音
- 猫砂の深さ
飼い主から見ると扱いやすい猫砂でも、猫が気に入らなければ使ってくれない可能性があります。
特に現在使っている猫砂から変更する場合は、いきなりすべて交換するのではなく、猫の様子を確認しながら切り替える方法もあります。
2. 消臭性能
猫砂の消臭性能を確認するときは、単に「消臭」と書かれているかだけではなく、どのような仕組みなのかを確認しましょう。
商品によって、以下のような、さまざまな特徴があります。
- 活性炭
- 消臭成分
- 抗菌成分
- 鉱物素材
- 木材などの天然素材
ただし、猫砂の消臭機能だけでトイレの臭いがなくなるわけではありません。
排泄物を処理する頻度、猫砂の量、トイレ本体、設置場所、飼育頭数なども関係します。
猫トイレ全体の臭いが気になる場合は、「猫トイレが臭い原因+臭いを減らす方法」で、臭いが発生する原因から確認してみてください。
3. 固まりやすさ
固まる猫砂を選ぶなら、単に「固まる」だけでなく、どのように固まるのかを確認しましょう。
チェックしたいのは、以下のようなポイントです。
- 固まるまでの時間
- 固まりの硬さ
- 崩れにくさ
- スコップですくいやすいか
- トイレの底に残りにくいか
しっかり固まれば、汚れた部分だけを取り除きやすくなります。
ただし、固まり方は商品によって違います。
メーカーが「崩れにくい」「しっかり固まる」などと説明している場合は、その商品独自の特徴として確認しましょう。
4. 猫砂の飛び散り
猫砂の飛び散りが気になる場合は、粒の大きさや重さを確認します。
一般的には、粒が細かいほど猫の足に付着したり、砂かきによって周囲へ飛び出したりする可能性があります。
一方で、大粒タイプなら必ず飛び散らないわけでもありません。
猫の砂かきの仕方やトイレ本体の形状、入口の高さなども関係します。
そのため、猫砂だけでなく猫トイレとの組み合わせも考えましょう。
5. 重さ・交換のしやすさ
猫砂は一度購入して終わりではありません。
定期的に補充する必要があるため、袋の重さや保管場所も選ぶときのポイントになります。
特に鉱物系では重量の大きい商品があるため、持ち運びや補充が負担になりやすい場合があります。
反対に紙系などでは、比較的軽量な商品が選びやすくなります。
「猫砂を玄関から保管場所まで運ぶ」「袋からトイレへ補充する」といった日常の作業まで考えておくと、長く使いやすい商品を選びやすくなります。
6. 処分方法
猫砂の捨て方は、商品によって違います。
たとえば、以下のような方法があります。
- 燃えるごみとして処理する商品
- トイレに流せる商品
- 自治体のルールに従って処理する商品
「紙だからトイレに流せる」「木製だから燃えるごみ」といった判断は避けましょう。
メーカーがトイレに流せると明記している商品でも、一度に大量に流さないなどの注意事項が設定されている場合があります。
また、集合住宅や排水設備の状況によって注意が必要なケースもあるため、メーカーの使用方法と自治体の分別ルールを確認してください。
7. 使用する猫トイレとの相性
猫砂を購入する前に、どの猫トイレで使うのかを確認しましょう。
一般的な猫トイレなら、固まる猫砂を使うタイプが多くあります。
一方、システムトイレでは専用チップを使用する商品があります。
さらに自動猫トイレでは、猫砂の粒の大きさや固まり方などによって正常に作動しない可能性があるため、対応する猫砂をメーカーが指定しているか確認する必要があります。
自動猫トイレを検討している場合は、「自動猫トイレおすすめ5選」で本体と対応する猫砂について確認してみてください。
猫砂おすすめ6選
ここでは、鉱物系、紙系、おから系、木製、システムトイレ用、プレミアム系という異なるタイプから6商品を紹介します。
商品ごとに特徴が違うため、総合順位ではなく、自分の猫や家庭環境との相性を確認してください。
ライオン ニオイをとる砂
タイプ:鉱物系・固まるタイプ
ライオンの「ニオイをとる砂」は、鉱物系猫砂を代表するシリーズのひとつです。
通常タイプはベントナイトを主原料とし、尿を吸収してしっかり固まることや、消臭・抗菌機能を特徴としています。
メーカーは、オシッコやウンチのニオイを消臭し、時間とともに発生するアンモニア臭を長時間抑制すると説明しています。
また、粉が舞いにくいことも特徴として案内されています。
メリット
- ベントナイトを主原料とした鉱物系
- 尿を吸収して固まる
- 消臭・抗菌機能を備える商品がある
- 商品ラインアップが多く、用途に合わせて選びやすい
注意点
鉱物系のため、紙系や木製などと比べて重量が大きくなりやすいタイプです。
また、鉱物系特有の砂の感触を好む猫がいる一方、猫によって好みは異なります。
香料を使用したタイプもあるため、香りの有無を重視する場合は商品ごとに確認してください。
こんな人・猫に向いている
- しっかり固まる猫砂を探している
- 鉱物系の砂に近い感触を好む猫
- 汚れた部分だけ取り除く方式を使いたい
- 消臭機能を備えた猫砂を選びたい
ライオンでは鉱物系だけでなく紙系・おから系も展開しているため、同じブランド内で素材を変えて比較することもできます。
ユニ・チャーム デオサンド ギュッと固まる紙砂
タイプ:紙系・固まるタイプ
「デオサンド ギュッと固まる紙砂」は、再生パルプ、高分子吸水材、デンプン、香料を原材料とする紙系猫砂です。
メーカーは、尿を吸収するとしっかり固まり、崩れにくいことを特徴として紹介しています。
濡れた部分が青く変化するため、汚れた部分を確認しやすいのも特徴です。
内容量は5Lです。
メリット
- 紙系なので鉱物系より扱いやすい商品を探している人に候補になる
- 尿を吸収して固まる
- 固まりが崩れにくいことをメーカーが特徴としている
- 濡れた部分が青く変化する
注意点
香料が原材料に含まれている商品です。
また、紙製だからといってトイレに流せるとは限りません。
本商品について、メーカー公式情報ではトイレに流せるという案内は確認できないため、排泄物を処理するときは商品表示や自治体のルールを確認してください。
こんな人・猫に向いている
- 紙系の猫砂を試したい
- 固まるタイプがいい
- 汚れた場所を見つけやすい猫砂を探している
- 鉱物系より軽いタイプを検討したい
ペグテック トフカスサンド
タイプ:おから系・固まるタイプ
「トフカスサンド」は、おからを主原料とする猫砂です。
ペグテックによると、良質のおからを使用しており、粉立ちが少なく、トイレの底にこびり付きにくいことを特徴としています。
また、おから由来の成分による消臭効果も特徴として案内されています。
固まるタイプで、メーカーの案内ではトイレに流す場合の注意事項も示されています。
メリット
- おからを主原料としている
- 固まるタイプ
- 粉立ちが少ないとメーカーが案内している
- トイレの底にこびり付きにくい設計
- 商品によってはトイレに流す選択肢がある
注意点
おからを原料としているため、鉱物系や紙系とは違った匂いを感じる場合があります。
また、トイレに流す場合でも大量に流さない、長時間放置した砂は流さないなどの注意事項があります。
さらに、トイレに流せるかどうかは排水設備や自治体のルールにも関係するため、商品表示だけで判断せず確認しましょう。
こんな人・猫に向いている
- おから系の猫砂を試したい
- 固まるタイプを使いたい
- 粉立ちが気になる
- 鉱物系とは違う素材を試したい
アイリスオーヤマ トイレに流せる木製猫砂
タイプ:木製・固まるタイプ
「トイレに流せる木製猫砂」は、木の粉を主原料とした大粒ペレットタイプの猫砂です。
アイリスオーヤマ公式通販では、大粒ペレットで散らかりにくいこと、固まって崩れにくいこと、ひのきの香りを特徴として案内しています。
6Lタイプは約2.5kgで、木のオガクズ、糊剤、香料を使用しています。
メーカーは、使用後は燃えるごみとして処理でき、水洗トイレにも流せると案内しています。
ただし、実際の処分については自治体のルールも確認しましょう。
メリット
- 木の粉を主原料としている
- 大粒ペレットタイプ
- 固まるタイプ
- ひのきの香りがある
- メーカーが水洗トイレへの処理を案内している
注意点
木の香りが猫や飼い主の好みに合わない場合があります。
また、トイレに流せる商品でも、一度に大量に流すなどの使い方は避け、メーカーの使用方法を守る必要があります。
こんな人・猫に向いている
- 木製猫砂を試したい
- 大粒タイプを使いたい
- 猫砂の飛び散りが気になる
- ひのき系の香りが好みに合う
ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ
タイプ:システムトイレ用・木質チップ
「ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ」は、システムトイレ用の猫砂です。
天然素材の木質チップを使用し、脱臭・抗菌を特徴としています。
現在は大きめの粒、小さめの粒、極小の粒など複数のサイズが展開されています。
2026年には大きめ・小さめの粒がリニューアルされ、極小の粒も10月発売予定となっています。
一般的な固まる猫砂とは違い、尿を下へ通してシートなどで受けるシステムトイレと組み合わせて使う商品です。
メリット
- システムトイレ専用のチップとして使える
- 木質素材を使用
- 粒サイズを選べる
- メーカーが脱臭・抗菌を特徴としている
- 尿と猫砂を分けて処理できる
注意点
一般的な固まる猫砂とは使い方が異なります。
使用する場合は、「ニャンとも清潔トイレ」の対応する本体と組み合わせ、専用シートなどと一緒に使用する必要があります。
また、粒の大きさによって猫の足触りや使用感が変わる可能性があります。
こんな人・猫に向いている
- システムトイレを使っている
- 猫砂を固めて処理する方式から変更したい
- 尿と便の処理を分けたい
- 木質チップを試したい
エバークリーン 無香タイプ
タイプ:鉱物系・固まるタイプ
エバークリーンは、ベントナイトと活性炭などを主原料とする鉱物系の猫砂です。
日本向け公式サイトでは、強い吸収力・凝固力、活性炭による消臭、砂ぼこりを軽減する粒子設計を特徴として案内しています。
無香タイプも展開されているため、香り付きの猫砂を避けたい場合の選択肢になります。
また、メーカーは凝固型の猫砂として、固まった部分を取り除きながら残った砂を継続して使用する方法を案内しています。
メリット
- ベントナイトを使用した鉱物系
- 強い凝固力を特徴としている
- 活性炭を使用した消臭機能
- 無香タイプを選べる
- 固まった部分を取り除く方式
注意点
鉱物系のため、紙系などと比べると重量があります。
また、細かな砂の感触が特徴のため、猫砂の飛び散りが気になる家庭ではトイレ本体や周辺マットとの組み合わせも考えたいところです。
日本向け公式サイトでは、凝固型猫砂を便器に流すと詰まる可能性があるとして、一般ごみとして処理するよう案内しています。
こんな人・猫に向いている
- 鉱物系の細かな砂を好む猫
- 強く固まるタイプを探している
- 活性炭を使った猫砂を試したい
- 無香タイプを選びたい
猫砂6商品を比較
以下は、各商品のメーカー情報をもとに特徴を整理した比較表です。
「◎」「○」「△」のような総合評価ではなく、商品の仕様が分かる項目を中心に比較しています。
| 商品 | タイプ | 固まるタイプ | 消臭関連機能 | 飛び散り対策 | 重さ・扱いやすさ | 処分方法 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ライオン ニオイをとる砂 | 鉱物系 | ○ | 消臭・抗菌機能 | 粉が舞いにくい商品あり | 鉱物系のため重量に注意 | 商品・自治体のルールを確認 |
| デオサンド ギュッと固まる紙砂 | 紙系 | ○ | 消臭成分 | 商品仕様による | 紙系で扱いやすい | 商品・自治体のルールを確認 |
| トフカスサンド | おから系 | ○ | おから由来の消臭機能 | 粉立ちが少ないとメーカーが案内 | 比較的扱いやすいタイプ | メーカー案内・自治体のルールを確認 |
| トイレに流せる木製猫砂 | 木製 | ○ | 消臭・ひのきの香り | 大粒ペレットで散らかりにくい | 6Lで約2.5kg | メーカーは流せる・燃えるごみを案内。自治体確認が必要 |
| ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ | システムトイレ用 | × | 脱臭・抗菌 | 粒サイズを選択可能 | 専用トイレと組み合わせる | 使用済みチップは自治体のルールを確認 |
| エバークリーン 無香タイプ | 鉱物系 | ○ | 活性炭による消臭 | 粒子設計で砂ぼこりを軽減 | 鉱物系のため重量に注意 | メーカーは一般ごみとして処理するよう案内 |
※「飛び散り対策」は、猫砂そのものの構造やメーカーが案内している特徴を整理したものです。猫の砂かきの仕方やトイレ本体によって実際の飛び散り方は変わります。
目的別に猫砂を選ぶなら?

猫砂選びで迷ったら、「自分が何を一番重視しているか」から候補を絞ると選びやすくなります。
消臭を重視したい
消臭を重視する場合は、メーカーがどのような消臭機能を採用しているか確認しましょう。
活性炭、消臭成分、抗菌成分、木質素材など、商品によってアプローチが異なります。
ただし、消臭機能がある猫砂でも、排泄物を長時間放置すればニオイが発生します。
猫砂を変えてもニオイが改善しない場合は、掃除頻度やトイレ本体、設置場所なども確認してください。
しっかり固まる猫砂を選びたい
固まりやすさを重視するなら、鉱物系、おから系、紙系、木製の固まるタイプなどから選べます。
ただし、同じ「固まる猫砂」でも、固まり方は商品によって異なります。
特に毎日スコップで掃除する場合は、固まった部分が崩れにくいか、スコップですくいやすいかを確認するとよいでしょう。
猫砂の飛び散りが気になる
飛び散りを減らしたい場合は、猫砂の粒だけでなくトイレ本体も一緒に確認しましょう。
大粒の猫砂は、細かな猫砂と比べて飛び散りを抑えることを特徴とする商品があります。
一方で、粒が大きくなると猫の足触りも変わります。
「飛び散りにくさ」だけで選ばず、猫がその猫砂を使ってくれるかという視点も必要です。
軽い猫砂を使いたい
猫砂を持ち運ぶ負担を減らしたいなら、紙系や木製、おから系などの軽量な商品を候補にできます。
ただし、同じ素材でも重量は商品によって異なります。
たとえば鉱物系でも軽量化した商品があります。
「紙だから軽い」「木だから軽い」と決めつけず、購入時には内容量だけでなく商品重量も確認しましょう。
システムトイレを使っている
システムトイレを使っているなら、専用チップを中心に探しましょう。
システムトイレは、猫砂を通過した尿を下段のシートなどで受ける構造になっています。
そのため、一般的な固まる猫砂を入れてしまうと、想定された使い方ができない場合があります。
現在使用しているトイレの説明書やメーカー公式情報で、対応する猫砂を確認してください。
自動猫トイレで使いたい
自動猫トイレでは、猫砂の種類が特に重要です。
猫砂の粒が大きすぎたり、固まり方が機械の処理方式と合わなかったりすると、正常に処理できない可能性があります。
そのため、自動猫トイレを使用する場合は「自動猫トイレ対応」とメーカーが明記している猫砂を優先して確認しましょう。
自動猫トイレ本体の違いも知りたい場合は、「自動猫トイレおすすめ5選」で、対応する猫砂やメンテナンス方法などを比較しています。
猫砂を変えるときに注意したいこと

猫砂を変更するときは、飼い主にとって使いやすいかだけでなく、猫が受け入れてくれるかを確認する必要があります。
いきなり全部交換しない
猫によっては、突然猫砂の種類が変わることでトイレを使わなくなることがあります。
新しい猫砂に変更する場合は、以前使っていた猫砂に少量ずつ混ぜるなど、猫の様子を見ながら切り替える方法があります。
メーカーによっても、猫が慣れない場合には以前の猫砂に混ぜて少量ずつ切り替えるよう案内している商品があります。
猫が新しい猫砂を問題なく使っているか確認しながら変更しましょう。
猫が使わなくなったら無理に続けない
新しい猫砂に変えたあと、猫がトイレを使わなくなった場合は、猫砂そのものだけでなく環境全体を確認しましょう。
以下の点などをチェックしてみましょう。
- 粒の大きさ
- 香り
- 足触り
- 砂をかいたときの音
- 猫トイレの形状
- トイレの設置場所
猫砂が原因とは限らないため、変更前後で何が変わったのかを確認すると原因を考えやすくなります。
また、排泄回数や排泄場所などに明らかな変化がある場合は、猫砂だけで判断せず、必要に応じて獣医師へ相談してください。
香りの強い猫砂は猫の好みも考える
香り付きの猫砂は、飼い主にとって快適に感じる場合があります。
しかし、人間が心地よいと感じる香りを猫も好むとは限りません。
また、「香りが強い=消臭性能が高い」とも限りません。
香料でニオイを感じにくくするタイプと、活性炭や消臭成分などによってニオイを抑えるタイプでは仕組みが異なります。
香りが気になる場合は、無香料タイプも候補に入れて比較してみましょう。
猫砂だけ変えても臭いが改善しない場合
猫トイレの臭いには、猫砂だけでなく複数の要因が関係しています。
たとえば、以下のような点が上げられます。
- 排泄物
- 掃除頻度
- 猫砂
- トイレ本体
- トイレの数
- 設置場所
そのため、消臭機能のある猫砂に変更したのに臭いが気になる場合は、猫砂以外の部分も確認してみましょう。
猫トイレの臭いについて、原因から具体的な対策まで詳しく知りたい場合は、「猫トイレが臭い原因+臭いを減らす方法」を参考にしてください。
猫砂と猫トイレはセットで考えよう
猫砂を選ぶときは、猫砂だけを見て決めるのではなく、使用する猫トイレとの相性も考えましょう。
確認したいのは、以下の点などです。
- トイレ本体のサイズ
- 入口の形状
- カバーの有無
- 猫砂の種類
- 掃除方法
- 設置場所
たとえば、猫砂の飛び散りが気になるからと大粒タイプへ変更しても、オープンタイプのトイレでは周囲に砂が落ちることがあります。
反対に、飛び散り対策を重視してフード付きトイレへ変更すると、猫が閉鎖的な空間を好まず使わなくなる可能性もあります。
猫砂とトイレは、それぞれ単独で選ぶのではなく、組み合わせて考えることが重要です。
猫トイレ本体も見直したい場合は、「猫トイレおすすめ5選|種類・サイズ・掃除のしやすさを比較」で、オープンタイプ、ハーフカバー、フード付き、システムトイレなどを比較しています。
まとめ
猫砂は、素材によって特徴が大きく異なります。
鉱物系は砂に近い感触や固まりやすさを特徴とする商品が多く、紙系は比較的軽量で扱いやすい商品が選びやすいタイプです。
おから系には、おからを主原料とした固まる商品があり、木製には木材由来の素材を使った商品があります。
システムトイレ用のチップは、一般的な固まる猫砂とは仕組みが異なるため、使用するトイレ本体との組み合わせが重要です。
猫砂を選ぶときは、以下の点を確認しましょう。
特に大切なのは、飼い主にとって扱いやすいかだけでなく、猫が継続して使いやすいかという視点です。
「臭い」「飛び散り」「掃除の負担」など、今困っていることを一つずつ整理すると、自分と愛猫に合う猫砂を選びやすくなります。






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