秋の深まりとともに、動物たちをめぐるニュースや行政の動きが活発になっています。
今週は、野生動物の個体数管理や自然共生、そして動物園からの心温まる話題まで、見逃せないトピックが盛りだくさんです。
今週の注目ニュースを分かりやすくまとめてご紹介します!
1. ニホンジカ約310万頭、イノシシ約157万頭!環境省が最新の推定個体数を公表
環境省は、2024年度末時点における全国のニホンジカおよびイノシシの推定個体数を公表しました。
- ニホンジカ(全国):約310万頭(90%信用区間:約114〜843万頭)
- イノシシ(全国):約157万頭(90%信用区間:約91〜270万頭)
生息数や生息域の拡大に伴い、農林水産業や自然生態系への影響が深刻な課題となっています。環境省と農林水産省では、個体数の半減目標の達成期限を2028年度まで延長し、引き続き対策に取り組んでいます。あくまで「推定値の幅」があるデータですが、人間生活との共生を考えるうえで重要な統計データとなります。
2. クマ対策に新風!ドローン・カメラ・アプリを活用する実証事業が本格化

全国でクマの出没や被害が相次ぐ中、環境省は市街地などでのクマ対策に向けた「技術導入実証事業」の参加団体10団体を選定しました。
今回の実証では、従来の人の目による巡回から一歩進み、次のような最先端のデジタル技術が活用されます。
- ドローンを活用したクマの捜索・監視
- 各種カメラによる出没状況の迅速な把握
- アプリを通じた地域住民への情報共有
人身被害を防ぎながら野生動物の管理をどう両立していくか、今後の成果に大きな期待が寄せられています。
3. 自然共生サイトが全国700か所に到達!身近な場所で守る生物多様性
環境省は、地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の2026年度第2回認定結果を公表しました。新たに122か所が認定され、全国の合計は700か所に到達しています。
国立公園などの保護区だけでなく、企業の森や里山、都市の緑地など、身近な地域で民間企業やNPO、自治体が連携して生物多様性を守る動きが着実に広がっています。
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4. 動物園の嬉しいニュース:トキの佐渡移動からアムールトラの一般公開まで
今週は、動物園での繁殖や種の保存に関する明るい話題も届いています。
- 多摩動物公園のトキが佐渡へ(10月23日発表): 今年誕生した7羽を含む計10羽が佐渡トキ保護センターへ移動しました。19年連続で繁殖に成功している多摩動物公園から、将来的な野生復帰を目指した大切なステップとなります。
- アムールトラの子どもたち「ヒバナ」「ツボミ」が一般公開(11月1日〜): 多摩動物公園で5月に誕生したアムールトラの双子の赤ちゃんがついにデビュー!2年ぶりの愛らしい姿に注目が集まっています。
- シロオリックスの「キサラギ」が多摩動物公園へ来園予定: 伊豆アニマルキングダムから11月4日にメスの「キサラギ」が来園し、動物園間で連携した繁殖計画が進められます。
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今週のまとめ
今週は、シカ・イノシシの個体数やクマ対策といった「野生動物の管理」という大きな課題と、自然共生サイトや動物園での繁殖といった「生物多様性の保全」という明るい取り組みの双方が際立つ週となりました。
ニュースをきっかけに、ぜひANIPeの過去の解説記事もあわせて読んでみてくださいね!次回の動物ニュースもお楽しみに。






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