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ツキノワグマとは?特徴・生態・食べ物・冬眠・寿命・分布などを解説

手を広げているツキノワグマ 野生動物
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ツキノワグマの基本情報

項目内容
和名ツキノワグマ(ニホンツキノワグマ)
英名Asian black bear
学名Ursus thibetanus(ニホンツキノワグマは Ursus thibetanus japonicus)
分類食肉目クマ科クマ属
体長約110〜150cm程度
体重約50〜120kg程度(オスの方が大きい傾向、個体差が大きい)
寿命野生下で20〜25年程度、飼育下ではそれ以上生きる例もある
生息地本州・四国(日本)、アジア各地の山地・森林
食性植物食の傾向が強い雑食性

ツキノワグマ(学名 Ursus thibetanus、英名 Asian black bear)は、食肉目クマ科クマ属に分類される哺乳類です。
胸元に浮かぶ三日月形の白い斑紋が名前の由来で、この模様は個体ごとに形が異なるため、識別のポイントとしても使われています。

体長はおおむね110〜180cm、体重はオスで60〜120kg、メスで40〜80kgほどです。
オスの方が大きく育つ性的二型がはっきりしており、秋に脂肪を蓄えた成熟オスでは100kgを超える例も海外の個体群で報告されています。

寿命は野生下で20〜25年前後ですが、飼育下ではさらに長生きすることが多く、四国では推定24歳のオス(2021年時点)が確認された記録もあります。

ツキノワグマの特徴

ツキノワグマ

胸にある白い模様が名前の由来

ツキノワグマの最大の特徴は、胸にある三日月に似たV字模様の白い毛です。

この「ツキノワ模様」を持つことが名前の由来とされています。模様の形状は個体ごとに異なるため、この斑紋の個体差を利用して個体を識別することも可能だといいます。

体の大きさとオス・メスの違い

体の大きさにはやや幅があり、資料によって多少の差がありますが、おおむね体長は120〜180cm、体重はオスで60〜120kg程度、メスで40〜80kg程度とされています。

メスよりもオスのほうが大きく、性的二型(オスとメスで体格が異なること)を示す動物です。
また、海外の個体群では、秋に脂肪を蓄えた成熟したオスで体重100kgを超える例も報告されており、季節や個体による変動が大きいことも分かっています。

木登りが得意なクマ

ツキノワグマは上半身が発達しており、前肢のほうが後肢よりも長く力強いため、木登りを得意としています。

樹上生活に適応した短く丈夫な爪を持ち、木の上でドングリなどの木の実を食べる姿がよく観察されます。

優れた嗅覚を持っている

見た目は鈍重そうに見えますが、人より速く走ることができます。

一方で視力や聴力はそれほど優れているわけではなく、代わりに嗅覚が非常に発達しているとされ、食べ物のありかを遠くから探り当てる能力に長けています。

ツキノワグマはどこに生息している?

手を広げているツキノワグマ

日本では本州と四国に生息

日本では本州と四国に生息しており、山麓から標高の高い山岳地帯まで、ブナやナラ類の落葉広葉樹林を中心とした森林環境を利用しています。

九州では絶滅したと考えられている

かつては九州の一部にも分布していましたが、すでに絶滅したと考えられており、九州では2012年に環境省によって絶滅宣言が出されています。

世界ではどこに分布している?

海外に目を向けると、ツキノワグマはアフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド、イラン、韓国、北朝鮮、ラオス、ミャンマー、ネパール、パキスタン、ロシア、台湾、タイ、ベトナムなど、アジアの広い範囲に分布しています。

ツキノワグマは何を食べる?

西表島のジャングル,森

ツキノワグマは植物を主食とした雑食性の動物で、季節や生息地域の環境によって柔軟に食べ物を変えて生活しています。

春に食べるもの

冬眠から目覚めた後は、樹木の新芽や花、山菜などを食べます。冬眠明けで体力を回復させるため、消化のよい若い植物を中心に食べる時期です。

夏に食べるもの

フキやタケノコなどの山菜類、果実、昆虫(アリやハチ、蜂の巣など)を食べます。イチゴの仲間やサクラ類の果実、ハチやアリ等の社会性昆虫も好んで食べる時期にあたります。

秋に食べるもの

冬眠に向けて多くのエサを求める時期で、ドングリやクリなどの堅果類、ヤマブドウなどの果実を食べます。ブナやミズナラのドングリ、ミズキやヤマブドウなどの果実をひたすら食べて冬眠に備えてエネルギーを蓄える、まさに「食いだめ」の季節です。

動物性の食べ物も食べる

基本的には植物中心の食性ですが、アリやハチなどの昆虫のほか、ニホンジカなどの動物の死骸を食べることもあります。「狩り」をして獲物を捕らえることは不得意で、積極的に大型動物を襲うことは稀とされています。

なおツキノワグマは食べ物に対する執着心が非常に強いといわれており、一度食べたものの味や匂い、場所を記憶し執拗に戻ってくる傾向があります。

木の実の豊凶と人里への出没

秋の主食であるドングリ類は、年によって実りが大きく変わる「豊凶」があります。

冬眠前のエサとなるドングリが凶作の年には、エサを求めて人里に近づくクマが増えることが知られており、これが近年問題となっているクマの人里・市街地への出没増加の大きな要因のひとつとされています。

ツキノワグマの生態・習性

ツキノワグマ

どんな時間帯に活動する?

ツキノワグマは主に森林に生息し、原則的に昼行性とされますが、季節や人間活動によって生活リズムを変えているという報告も多くあります。

人の活動が活発な地域では、人目を避けて薄暮や夜間に活動するよう変化する個体もいるといわれます。

基本的には単独で生活する

多くのクマ科動物と同様、ツキノワグマも基本的には単独行動をとる動物です。繁殖期や、母グマと子グマが一緒にいる期間を除けば、群れを作ることはありません。

ツキノワグマは冬眠する?

はい、冬眠します。例年エサになる食物がなくなる11月ごろから翌年4月頃までの5〜6か月間にわたって冬眠し、冬眠する場所は樹洞、岩穴、土穴などです。

ただし冬眠の時期や期間は気温、オスメス、年齢、出産の有無、エサの多寡、個体の代謝などによって変わるとされ、冬眠に入るトリガーについてはまだよく分かっていない部分も多いとされています。

冬眠中でも体温は大きく下がらない

シマリスやヤマネなど他の冬眠動物とは異なり、ツキノワグマの冬眠は特殊です。体温は4〜6度下がるのみで、冬眠の間は飲まず食わず、排泄・排尿も行わないとされています。

普段の体温は37〜39℃ですが、冬眠するときは31〜35℃まで下がり、呼吸数も1分間に2回程度と省エネモードになることが報告されています。物音などで目を覚ますこともある「浅い眠り」であることも特徴です。

「クマ棚」は木登りの証拠

ツキノワグマが木に登ってドングリなどを食べた跡は「クマ棚」と呼ばれます。

結実量が多い木を選んで登ってドングリを食べ、クマ棚とよばれる鳥の巣のような外見の食べ跡を残します。木によじ登り太い枝に腰掛けて小枝を折り取り実を食べ、食べ終わった残りの枝をお尻に敷きこんでいくことで、大きな鳥の巣のようなハンモック状の棚ができあがります。

興味深いことに、地域の森林が全体的に凶作の年には、普通の年には見向きもしないような結実の少ない木にも登ってドングリを食べるという研究結果もあり、クマが状況に応じて採食戦略を変えていることが分かっています。

ツキノワグマの繁殖・子育て

ローラ・ウルフ, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons

繁殖期はいつ?

繁殖生態は、主に6〜7月の繁殖期に交尾が行われることから始まります。

「着床遅延」とは?

ツキノワグマの繁殖には「着床遅延」という珍しい仕組みがあります。交尾後、受精卵は一時的に着床を遅らせる遅延着床の仕組みを持ち、冬眠開始時期の11月頃に着床が確定します。

この特性により、母グマは十分な栄養状態を確保してから妊娠を継続することができます。
つまり、秋の木の実を十分に食べて体力を蓄えられなかった年は、着床自体が起こらず出産を見送ることもあると考えられています。

冬眠中に出産する

妊娠期間は約7〜8カ月で、1月から2月にかけて冬眠中に1〜3頭の子グマを出産します。
新生児は体重300〜400gと非常に小さく生まれます。冬眠中に出産したメスは、通常より1か月ほど冬眠明けが遅くなるといわれています。

子どもはどのように育つ?

生まれた子グマは母乳を飲みながら春の目覚めまで母親に育てられ、母グマは子グマを約1年半から2年間保護し、次の繁殖期まで子育てを優先します。

この間、母グマは基本的に次の妊娠をせず、子育てに専念します。

ツキノワグマの寿命はどのくらい?

野生下と飼育下とでは寿命に大きな差があります。四国の野生個体では、2021年に最高で推定年齢24歳のオス個体が確認されており、栄養条件がよい動物園などの飼育個体では30歳を超える個体もいるとされています。

野生では食料事情や天候、人との軋轢などさまざまな要因が寿命に影響するのに対し、動物園では安定した環境で長生きしやすいことがうかがえます。

ツキノワグマに天敵はいる?

成獣には天敵がほとんどいない

クマは大きな体と強い力を持つ動物で、自然界に天敵がいないとされています。
成獣になったツキノワグマを積極的に襲う野生動物は、日本国内にはほぼ存在しません。

子グマが狙われることもある

一方で、体の小さい子グマは話が別です。単
独になった子グマは、他の大型動物や、まれに同種の成獣(特にオス)に襲われるリスクがあるとされ、母グマが長期間にわたって子育てをするのも、こうしたリスクから身を守る意味合いがあると考えられます。

危険を感じたときの行動

天敵がほとんどいないツキノワグマにとって、最大の脅威は人間です。
人との予期せぬ遭遇時には、驚いて攻撃的な行動をとることがあります。

専門機関は山林内でツキノワグマに遭遇したときは、急な動作をするとクマを刺激し襲われる可能性が高いため、落ち着いて、静かに背中を見せないよう離れること、もし襲われたら地面に腹ばいになり、両手で首の後ろをガードして首や頭を守ることを呼びかけています。

ツキノワグマはペットとして飼える?

ツキノワグマは「特定動物」に指定されている

結論から言うと、一般家庭で個人では、ツキノワグマを飼うことはできません。
動物の愛護及び管理に関する法律では、トラ、タカ、ワニ、マムシなど、人の生命・身体・財産に害を与える恐れのある動物を「特定動物」とし、約650種(哺乳類・鳥類・爬虫類)が対象になっており、クマ科の動物(ツキノワグマを含む)もこの特定動物に指定されています。

なぜ一般家庭で飼育できない?

特定動物を飼養・保管するには、動物種・飼養施設ごとに事前の許可が必要で、飼養施設の構造や保管方法についての基準を守らなくてはならません。

さらに2020年(令和2年)6月の法改正により、動物園での展示や試験研究等の目的を除き、愛玩目的(ペット)で新たに特定動物を飼養・保管することは禁止となりました。

つまり現在、新たに「ペットとして」ツキノワグマを飼うことは制度上認められていません。

動物園などでは飼育できる?

動物園等での展示や、試験研究等で特定動物を飼養・保管する場合には、あらかじめ動愛法による許可を取得する必要がありますが、適切な許可・施設・体制のもとであれば飼育は可能です。

実際、日本各地の動物園でツキノワグマの飼育・展示が行われています(詳しくは後述)。

ツキノワグマと人間の関わり

日本の文化や暮らしとの関わり

日本の山間地域には、古くからクマを神聖な存在として扱う文化が残っています。

マタギの伝統にはクマを送る儀式や作法があり、山の神信仰やクマ自体を神とする考え方に基づいて、クマを捕った際に悪いことが起きるのを防ぎ、神々を敬う意味合いがあったと考えられています。

四国にもクマを撃った際の「鎮め」の儀礼が伝承されているなど、人とクマとの関わりは単なる害獣対策にとどまらない、文化的な深さを持っています。

また生態学的にも、クマは森にとって重要な役割を担っています。

メガファウナ(大型動物)であるためにサクラなどの植物の種子散布を担っており、個体数の低下は当該地域の植生における種子の散布量の減少を引き起こす場合が見られるほか、木に登って実を食べる際にできる「クマ棚」が林冠に隙間を作り、日光が林の中に差し込むことでサルナシやヤマブドウなどの植物の生育に役立っているとも指摘されています。

人里に出没するのはなぜ?

近年、クマの人里・市街地への出没が全国的に増加しています。
主な要因としては、以下の要素が上げられています。

  1. 秋の堅果類(ドングリなど)の凶作
  2. 生息域の拡大
  3. 人口減少による里山・耕作放棄地の増加でクマの生息環境と人間の生活圏の境界があいまいになっている

2026年4月から8月末までの人身被害は全国で69人(ツキノワグマ66人、ヒグマ3人)にのぼり、うち死亡者は5人(ツキノワグマ3人、ヒグマ2人)と報告されており、被害の深刻化を受けて環境省はツキノワグマと北海道のヒグマを、国の交付金を用いて捕獲できる「指定管理鳥獣」に指定する方針を決めています。

クマによる農作物被害や人身事故

クマは秋に堅果類をよく食べるため、凶作年には大量出没などが発生し、人とのあつれきが多い動物です。農作物被害としては、クリやカキなどの果樹被害や、樹皮を剥いで師部(甘皮)を食べる「クマ剥ぎ」による林業被害が知られています。

人身被害は、山菜・キノコ採りや農林業作業中に、単独行動をしている高齢者が被害に遭うケースが多いことも報告されています。

ツキノワグマの絶滅危惧・保全状況

IUCNでは「危急種」に分類

種全体としては、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで「VU(危急種)」に分類されており、世界的に見ても保護が必要な動物とされています。

日本国内では地域によって状況が異なる

日本国内の状況は地域によって大きく異なります。

たとえば兵庫県では1992年に県内のツキノワグマの推定生息数が100頭未満となり、猟友会が狩猟を自粛。1996年には県が狩猟禁止を告示し、保護施策を行うようになった経緯があります。

西日本では1990年代に絶滅の危機に陥り、狩猟が禁止された地域個体群がある一方、東日本では比較的生息数が安定しており、近年はむしろ増加傾向で人との軋轢が問題になっている地域もあります。

ツキノワグマが減少する原因

戦後の拡大造林政策は、長い期間にわたりツキノワグマの生息環境の質の低下を招いたとされ、これが西日本を中心とした個体群の減少の一因と考えられています。

また、生息地の分断・孤立化や、過度な捕獲も地域個体群の存続を脅かす要因です。

ツキノワグマを守るための取り組み

兵庫県のように錯誤捕獲されたクマにマイクロチップを装着して放獣し、モニタリングすることで生息個体数を推定できるようにし、安定的な生息数を維持しながら適切な管理を行う取り組みや、ゾーニングによる生息域と人のエリアの分離、電気柵の設置支援など、各自治体でさまざまな保護・管理施策が進められています。

京都市動物園のように、クマとの関わりについて学ぶワークショップや講演会を開催し、ツキノワグマとヒトのより良い関係を考える機会を提供している動物園もあります。

ツキノワグマはどこで見られる?

多摩動物公園

東京都日野市にある多摩動物公園では、ツキノワグマの展示エリア「ツキノワグマの丘」があり、来園者が間近で観察できます。

京都市動物園

京都市動物園でも「ツキノワグマ舎」でツキノワグマが飼育されており、職員と一緒にツキノワグマを観察しながら日本の野生動物について学ぶイベントなども開催されています。

福岡市動物園

福岡市の南公園内にある福岡市動植物園(福岡市動物園)でも、北園エリアでツキノワグマ(月輪熊)が飼育・展示されており、キリンやサイなどと合わせて観察することができます。

動物園へ行く前に確認したいこと

動物園によっては、季節(特に冬季)に冬眠展示を行っている場合があります。

たとえば東京・上野動物園では「クマたちの丘」オープン以来、動物本来の生態を伝えることを目的にニホンツキノワグマの冬眠展示を行っており、冬に訪れると姿が見られないこともあります。

訪問前には各園の公式サイトで、展示状況や個体の年齢・性別などの最新情報を確認しておくとよいでしょう。

ツキノワグマが起こした獣害事件

ツキノワグマによる獣害事件として特に知られているのが、2016年5月下旬から6月にかけて秋田県鹿角市十和田大湯の十和利山山麓で発生した「十和利山熊襲撃事件」です。

タケノコや山菜採りで入山した4人が死亡、4人が重軽傷を負いました。記録に残るものでは本州史上最悪、日本史上でも3番目の被害を出した獣害事件とされ、人を襲った熊、食害した熊が複数存在する非常に稀な事例だったと報告されています。

この事件は、タケノコ採りのシーズンに単独で山に入ることのリスクや、クマの生息域拡大と人の生活圏の重なりが引き起こす危険性を、社会に強く印象づける出来事となりました。

近年も各地で人身被害は後を絶たず、2026年の人身被害は統計を取り始めた2006年以降で最多水準に達していると報告されています。
そのため、山菜採りや登山などで入山する際は、鈴やラジオなど音の出るものを携行する、単独行動を避ける、早朝・夕方の入山を避けるといった基本的な対策が改めて重要になっています。

まとめ

ツキノワグマは、胸の白い三日月模様がトレードマークの、日本の森を代表する野生動物です。

木登りが得意で、季節ごとに食べるものを変えながら暮らし、冬には他の動物にはない独特の冬眠をおこないます。
着床遅延という珍しい繁殖の仕組みを持ち、母グマは長い期間をかけて子育てをします。

一方で、その生態にはいまだ解明されていない部分も多く、地域によっては絶滅の危機に瀕している一方、別の地域では人里への出没が深刻な社会問題になるなど、人間との関係は一筋縄ではいきません。

動物園で安全に観察しながら理解を深めるとともに、山に入る際は正しい知識を持って行動することが、ツキノワグマとの適切な距離感を保つ第一歩といえるでしょう。

動物保護やアニマルウェルフェアの普及を応援するペットメディア「ANIPe」の運営・執筆担当。愛玩動物飼養管理士の資格を活かし、犬・猫の正しい飼育方法、歴史や特徴、健康管理まで、飼い主様が安心して読める実践的な情報を発信しています。愛犬・愛猫とのより良い暮らしをサポートすることがモットー。

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