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アメリカの農場でアルパカからH5N1陽性反応

(CNN) 米農務省国立獣医学研究所は29日までに、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)がアルパカに感染した症例が初めて確認されたと発表した。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35219444.html
2024年アメリカの農場で、アルパカから高病原性鳥インフルエンザ「H5N1」の陽性反応が確認されました。
米国農務省(USDA)によると、アルパカからH5N1が確認されたのはこれが初めてです。
今回感染が確認されたアルパカがいた農場では、2024年5月に飼育されていた家禽からH5N1が確認され、殺処分が行われていました。
さらに調査したところ、アルパカからもH5N1が検出されたのです。
USDAによれば、アルパカから検出されたウイルスの遺伝子配列は、当時アメリカの乳牛で確認されていたH5N1と同じ系統でした。
鳥インフルエンザなのに、なぜアルパカに?
「鳥インフルエンザ」という名前から、鳥だけが感染する病気だと思っている人もいるかもしれません。
しかし、H5N1は鳥だけでなく、これまでにもさまざまな哺乳類への感染が確認されています。
アメリカでは2024年から、H5N1に感染した乳牛が確認され、さらに感染した牛と接触した農場作業員への感染も確認されました。CDCによると、2024年5月末までに乳牛への曝露に関連したヒト感染例が3例確認されています。
つまり現在のH5N1をめぐる問題は、単純に「鳥の病気」というだけではありません。
鳥から哺乳類へ、そして哺乳類から別の哺乳類へ感染が広がることがある
という点が重要なのです。
人から人への感染は?
では、「人から人へ感染するようになるのでは?」と心配になるかもしれません。
H5N1は人に感染することがありますが、2024年時点でCDCは、当時流行していたウイルスが人の間で効率よく感染する能力を獲得したとはしていませんでした。人への感染の多くは、感染した動物との濃厚な接触に関連しています。
そのため、必要以上に恐れるのではなく、動物での感染状況を継続して監視していくことが重要です。
日本でも秋から冬は注意が必要
日本でも鳥インフルエンザは決して無関係な話ではありません。
環境省では、渡り鳥が飛来する時期を踏まえ、概ね9月ごろから野鳥の高病原性鳥インフルエンザへの警戒を行っています。2026年9月2日時点では、国内の野鳥から陽性事例は確認されていません。
ペットを飼っている方は、野鳥の死骸や弱った野鳥に不用意に触れたり、犬などが近づいたりしないよう注意しましょう。
鳥インフルエンザは「鳥だけの病気」と考えるのではなく、野鳥から家畜や野生動物へ感染が広がる可能性がある病気として、その動向を知っておくことが大切です。
今後も新たな感染例が確認される可能性があるため、最新の情報を確認していきたいですね。



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