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【初心者向け】ポメラニアンのしつけガイド:無駄吠え・トイレ・甘噛みを上手に対処するコツ

4匹のポメラニアンが散歩をしている
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ふんわりとした被毛と愛くるしい表情で大人気のポメラニアン。「初めて犬を飼うけれど、ポメラニアンのしつけは難しい?」「無駄吠えや噛み癖がついたらどうしよう……」と不安に思っている初心者の方も多いのではないでしょうか。

ポメラニアンは非常に賢く、飼い主への愛情が深い犬種ですが、一方で「繊細で警戒心が強い」「感情表現が豊かで吠えやすい」という特性も持っています。

この記事では、初心者が押さえておきたいポメラニアンのしつけの基本原則から、困りごとTOP3(トイレ・無駄吠え・甘噛み)の具体策、成功させるためのポイントまでを詳しくご紹介します。

ポメラニアンの性格特徴としつけの3大原則

3頭のポメラニアン

効果的にしつけを行うためには、ポメラニアンの犬種特性を正しく理解することが第一歩です。

ポメラニアンの性格と特徴

ポメラニアンは、頭が良く学習能力が高いという特徴があり、飼い主の指示や状況を理解するのが早いため、正しい方法で行えば覚えもスピーディです。

また、警戒心が強く、音や刺激に敏感あります。その理由は、カイザー・スピッツと呼ばれる、小形スピッツを先祖に持つため、番犬気質が残っており、チャイム音や見知らぬ人に対して吠えやすい傾向があります。

そのため、甘えん坊で自己主張がしっかりしている一面もあります。飼い主が大好きだからこそ、「かまってほしい」「おやつがほしい」という要求を強くアピールすることがあります。

ポメラニアンの性格について詳しくは、こちらの『ポメラニアンはどんな性格?』でご紹介しています。これからポメラニアンを飼いたいという方は参考にしてみてください。

しつけの3大原則

愛犬が良い子に育っていくためには躾が必要になります。
ここでは、しつける時のポイントついてご紹介します。

①「褒めて伸ばす」が基本(叱るのは逆効果)

ポメラニアンはとても繊細な性格をしています。大声で怒鳴ったり、叩いたりするような厳しい体罰を与えると、飼い主への恐怖心から人間不信になったり、かえって攻撃性が増して噛み癖や無駄吠えが悪化する原因になります。

「良いことができたら即座に大げさに褒める(おやつや撫でるご褒美)」を徹底しましょう

② 家族全員でルールを統一する

「お父さんはソファに乗せてもOKと言うけれど、お母さんはNG」
「日によって抱っこする基準が違う」

など、人間側の対応がブレると犬は混乱します。

お迎えする初日までに、家族全員で禁止事項やコマンド(「まて」「おすわり」「ハウス」などの言葉)を統一しておきましょう。

③ 短い時間で楽しく行う

超小型犬のポメラニアンは体力・集中力が長く続きません。1回のトレーニングは5分〜10分程度に抑え、遊ぶ感覚で毎日コツコツ継続するのが成功の秘訣です。

優先度高!ポメラニアンの必須トレーニング3選

ポメラニアンの毛色

ポメラニアンとの快適な暮らしをスタートするために、お迎えした初日から取り組みたい3大しつけを解説します。

① トイレのしつけ(失敗させない環境づくり)

トイレトレーニングは「一度も失敗させない(成功体験を積み重ねる)」ことが最速成功のカギです。

  • 手順1:サークル内にトイレを正しく配置する
    お迎え初期はサークル内で過ごさせます。寝床(ベッド)から一番遠い場所にメッシュカバー付きのトイレトレーを配置します。
  • 手順2:排泄のサインを見逃さない
    「床の匂いをくんくん嗅ぐ」「その場でくるくる回る」「起きた直後」「食後15〜30分後」が排泄のタイミングです。サインが見られたら、そっとトイレの上へ誘導します。
  • 手順3:成功したら直後に褒める
    シートの上で排泄ができたら、排泄が終わった瞬間に「えらいね!」と声をかけ、ご褒美(小さなおやつや撫でる)を与えます。
【失敗したときの注意点】

万が一、トイレ以外の場所で排泄してしまっても、絶対に叱ってはいけません

「排泄すること自体が悪いことだ」と勘違いし、物陰で隠れて排泄するようになったり、食糞(糞を食べて隠す)に繋がるおそれがあります。

失敗したときは黙って無言で掃除をし、臭いを消臭スプレーで完全に消し去りましょう。

② 無駄吠え対策(要求吠え・警戒吠え)

ポメラニアンの悩みで最も多いのが「吠え」です。吠えにはいくつかの理由があるため、原因に合わせた対処が必要です。

吠えの種類主な原因初心者ができる対策
要求吠え「ケージから出して」「ご飯がほしい」「遊んで」徹底的に無視する。 吠えている間は目も合わせず、静かになってから数秒後にケージから出す・おやつをあげる。「吠えても何も起きない」と学ばせます。
警戒・インターホン吠えチャイム音、外の物音、来客への恐怖・警戒チャイムが鳴ったらおやつを与える(チャイム=良いことと刷り込む)。また「ハウス」の指示でクレートに入らせる習慣をつけます。
興奮吠え帰宅時や遊びの最中のテンションの高まり飼い主が帰宅した際、テンション高く対応すると興奮が増します。落ち着くまでは静かに着替えなどを済ませ、おとなしくなってから撫でてあげます。

飼い主であるあなたがその状況に合わせて、しっかりと躾けることが大切です。

③ 甘噛み・噛み癖防止

子犬期の甘噛みは一見可愛らしいですが、放置すると成犬になってから本気で噛む癖になり大変危険です。

また、甘噛みには大きく分けて2つの

  • 理由1:歯の生え変わり(生後4〜8ヶ月)
  • 理由2:遊びの延長・スキンシップ

理由1の歯の生え変わりよる甘噛みの場合は、かゆみから何でも噛みたがります。

この時は注意をしてもあまり意味がないので、噛んでも良い犬用おもちゃ(ラテックス製やロープなど)を十分に与えて、成長を見守りましょう

成犬になっての噛み癖の多くは理由2の『遊びの延長・スキンシップ』によるものが大きな原因になることが多いです。

人の手や足を噛んできたら、大きな声で「痛い!」と言って即座に遊びを中断し、別の部屋に移動するなどして犬を1分程度孤立させます。「噛むと大好きな飼い主がいなくなり、楽しい時間が終わる」と学習させることが重要です。

    ポメラニアン特有の注意点と安全配慮

    2匹の子犬のポメラニアンがお昼寝をしている

    ポメラニアンの体を守りながら安全にしつけを行うために、以下の点に配慮してください。

    ① 骨折・パテラ(膝蓋骨脱臼)を防ぐための配慮

    ポメラニアンは骨が非常に細く、膝の皿が外れやすい犬種です。 しつけの最中に興奮してぴょんぴょん跳ねたり、ソファなどの高所から飛び降りたりすると簡単に骨折・脱臼します。

    骨折・パテラ(膝蓋骨脱臼)を防ぐための注意点
    • フローリングには必ず滑り止めマットやラグを敷く
    • ソファやベッドにはスロープを設置する
    • 「おすわり」や「フセ」で興奮を鎮めるコントロールをしっかり行う

    ② 首や気管への負担に気をつける

    ポメラニアンは気管が潰れて呼吸困難になる「気管虚脱」を起こしやすい傾向があります。

    お散歩のトレーニング(引っ張り癖の防止など)を行う際は、首輪ではなく胸全体を覆うハーネス(胴輪)を使用しましょう。首を強く引っ張るようなリードさばきは厳禁です。

    しつけがうまくいかない時のチェックリスト

    2匹のポメラニアン

    もしトレーニングが行き詰まったら、以下をチェックしてみてください。

    • 指示語(コマンド)がバラバラになっていませんか?
      (例:「お座り」「座って」「Sit」などが混ざると伝わりません)
    • 褒めるタイミングが遅れていませんか?
      (行動をした「1秒以内」に褒めないと、何に対して褒められたか理解できません)
    • 運動不足やストレスが溜まっていませんか?
      (小型犬ですがエネルギーは豊富です。毎日15〜30分程度のお散歩や室内遊びでリフレッシュさせましょう)
    • 知育トイなどを活用していますか?
      (頭を使うおもちゃやおやつ隠しゲームを取り入れると、ストレス発散になり落ち着きやすくなります)

    まとめ:愛情と根気をもって楽しく育てよう

    ポメラニアンのしつけで最も大切なのは、「焦らず、失敗を怒らず、出来たことを全力で褒めること」です。

    学習能力が高いポメラニアンは、正しいコミュニケーションさえ取れれば、飼い主の期待にしっかりと応えてくれます。上手くいかない日があっても落ち込まず、愛犬とのコミュニケーションを楽しむ気持ちで毎日一歩ずつ進めていきましょう。

    どうしても解決しない困りごとがある場合は、1人で悩まずにプロのドッグトレーナーやパピースクール(しつけ教室)を活用するのも賢い選択です。

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