大分県大分市にある「高崎山自然動物園」は、自然の山を舞台に暮らす野生のニホンザルを間近で観察できる、全国的にも珍しい動物園です。
一般的な動物園の「サル山」とは異なり、高崎山ではサルたちが檻や柵に囲まれることなく、自然に近い環境で暮らしています。
サル寄せ場では、群れで移動する姿や仲間同士で毛づくろいをする様子、赤ちゃんザルを抱く母ザルなど、野生のサルならではの行動を間近で観察できます。
現在、高崎山にはB群とC群という2つの群れがサル寄せ場に姿を見せており、2025年12月時点では合計760頭が確認されています。
さらに高崎山では、毎年春から夏にかけて多くの赤ちゃんザルが誕生します。
2026年4月25日には、今年最初の赤ちゃんザル「ミラノ」が誕生。出産シーズンは4~8月頃で、例年約150頭の赤ちゃんザルが生まれます。
この記事では、高崎山自然動物園の見どころや人気のサル、料金・営業時間、アクセス、混雑情報、2026年の最新ニュースまで詳しく紹介します。
高崎山自然動物園の基本情報
- 営業時間: 9:00~17:00
- 最終入園は16:30
- 休園日: なし
- 年に数日程度、臨時休園する場合があります
- 入園料(2026年現在):
- 一般:500円
- 高校生等:250円
- 小学生未満:無料
- 大分市内の小・中学生:無料
- さるっこレール:
- 一般:160円
- 高校生等:80円
- 小学生未満:無料
- 駐車場: あり
- 普通・軽自動車:420円
- バス:1,050円
- 二輪車:無料
- 所要時間の目安: 約1~2時間
- さるっこレールを利用する場合は余裕を持って計画するのがおすすめ
- 所在地: 大分県大分市神崎3098-1
- 電話番号: 097-532-5010
- 公式HP: 高崎山自然動物園公式サイト
入園口からサル寄せ場までは徒歩約6分。歩くのが大変な方や子ども連れの場合は、園内を走る「さるっこレール」の利用もおすすめです。
ここは外せない!高崎山自然動物園の看板動物・見どころ
野生のニホンザル
高崎山自然動物園最大の魅力は、何といっても野生のニホンザルを間近で観察できることです。
高崎山では、サルたちを檻の中で飼育しているわけではありません。
山で自由に暮らしているサルたちが、エサを求めてサル寄せ場に集まってきます。
そのため、
- 群れで移動する
- 仲間同士で毛づくろいをする
- 赤ちゃんを抱く
- エサを取り合う
- サル同士でコミュニケーションを取る
など、自然な行動を間近で観察できます。
「動物園」という名前ではありますが、一般的な動物園とは大きく異なる体験ができるのが高崎山の魅力です。
B群とC群の2つの群れ
現在、サル寄せ場に姿を見せるのは「B群」と「C群」の2つの群れです。
高崎山では、もともとA群・B群・C群の3つの群れが存在していました。
しかしA群は2002年6月1日を最後にサル寄せ場へ姿を見せなくなり、現在はB群とC群が中心となっています。
2025年12月23日時点の公式情報では、
- B群:514頭
- C群:246頭
- 合計:760頭
となっています。
同じニホンザルでも群れによって個性や社会構造が異なるため、観察するときは「今日はどちらの群れが来ているのかな?」とチェックしてみるのもおすすめです。
サル寄せ場
高崎山を訪れたら、まず向かいたいのが「サル寄せ場」です。
ここではエサの時間になると、多くのサルたちが集まってきます。
小麦のエサは毎時0分と30分の30分間隔で与えられており、芋のエサも1日2回程度実施されています。
ただし、サルの出現状況によって変更される場合があります。
たくさんのサルが一斉に集まってくる様子は迫力満点。
特に初めて訪れる方は、サルたちが集まる時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。
赤ちゃんザル
春から夏にかけて高崎山を訪れるなら、ぜひ注目したいのが赤ちゃんザルです。
高崎山では毎年4~8月頃が出産シーズンとなり、例年約150頭の赤ちゃんザルが誕生します。
母ザルにしっかり抱かれながら移動する赤ちゃんや、少しずつ群れの中で動き始める子ザルなど、成長段階によってさまざまな姿を観察できます。
2026年第1号赤ちゃんザル「ミラノ」
2026年4月25日には、今年最初の赤ちゃんザルが誕生しました。
名前は「ミラノ」。
2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックにちなみ、公募で決定しました。
名前の募集には2,158件もの応募があり、その中から「ミラノ」が選ばれています。
母ザルは「ハクセキ」で、2026年5月には生後1か月を迎え、順調に成長していることが公式に紹介されました。
C群第15代第1位「ナルト」
高崎山では、群れの中で順位を持つサルたちの社会を見ることができます。
2026年には、C群の第15代第1位のサルとして「ナルト」が就任。
4月には就任式も開催されました。
高崎山を訪れた際には、単純に「サルを見る」だけでなく、群れの中にどのような順位や関係性があるのかを意識して観察してみると、より面白くなります。
高崎山ならではの「サル社会」を観察しよう
高崎山の大きな魅力は、サルの姿を間近で見られるだけではありません。
ニホンザルは群れで生活する社会性の高い動物です。
そのため、
- 母ザルと子ザルの関係
- 毛づくろい
- 群れの順位
- オスとメスの関係
- 子ザル同士の遊び
- エサをめぐる行動
など、人間社会にも少し似た複雑な関係を見ることができます。
高崎山公式サイトでは、飼育員ではなく「サル社会を見守るスタッフ」の視点から、サルたちの恋愛や行動、群れの変化などを紹介するスタッフブログも公開されています。
動物好きな方は、訪問前に読んでおくと実際の観察がさらに楽しくなるでしょう。
さるっこレールに乗ってサル寄せ場へ!
高崎山では、入園口からサル寄せ場まで「さるっこレール」を利用できます。
入園口からサル寄せ場までは徒歩約6分ですが、さるっこレールなら山道を楽に移動できます。
運行時間は9:00~16:30で、8~10分間隔で運行されています。
料金は、
- 一般:160円
- 高校生等:80円
- 小学生未満:無料
です。
車いすやベビーカーの利用者を優先して案内しているため、子ども連れや高齢者の方にも便利です。
高崎山自然動物園は雨の日でも楽しめる?
高崎山では、雨の日でもサルたちがサル寄せ場に姿を見せます。
公式サイトによると、雨の日でも基本的にはサルが出現します。
ただし、野生動物なので「必ずこの時間にサルが出てくる」とは限りません。
その日のサルの出現状況は、公式サイトのトップページや電話で確認することができます。
雨の日に訪れる場合は、傘やレインウェアなどの雨具を用意しておくと安心です。
【随時更新】園内の最新ニュース・トピックス
【2026年8月最新】
【2026年7月~8月】夏休みイベントを開催
2026年7月から夏休みに合わせたイベントが開催されています。
7月8日には、
- 「おさるのプール開き」
- 「帰ってきた!〇✕子どもクイズ大会」
の開催が公式発表されました。
夏休みに高崎山を訪れる子どもたちが、楽しみながらサルについて学べるイベントとなっています。
【2026年7月】赤ちゃんザルが続々誕生
2026年7月には、公式Instagramでも「赤ちゃんザルがいっぱいです!」と紹介されています。
高崎山では4~8月頃が出産シーズンで、例年約150頭の赤ちゃんザルが誕生します。
8月に訪れる場合は、母ザルに抱かれた赤ちゃんザルを探してみるのもおすすめです。
【2026年4月25日】今年第1号の赤ちゃんザル「ミラノ」が誕生
2026年4月25日、高崎山自然動物園で今年最初の赤ちゃんザルが誕生しました。
名前は公募によって「ミラノ」に決定。
2,158件の応募の中から選ばれた名前で、母ザルは「ハクセキ」です。
春から夏にかけては、ミラノ以外にも多くの赤ちゃんザルが誕生しています。
【2026年4月】C群第15代第1位「ナルト」が就任
2026年4月には、C群第15代第1位となった「ナルト」の就任式が開催されました。
高崎山では、このようにサルの群れの社会や順位の変化も楽しめます。
アクセス・混雑情報・周辺のおすすめスポット
アクセス方法
高崎山自然動物園は、大分市と別府市の中間付近に位置しています。
車の場合
大分方面・別府方面から国道10号線を利用してアクセスできます。
高崎山周辺には駐車場があり、
- 第1駐車場
- 第2駐車場
- 第3駐車場
- 第4駐車場
が用意されています。
通常時は第1・第3駐車場を利用し、混雑時には第2・第4駐車場が開場します。
駐車場
駐車料金は、
- 普通車・軽自動車:420円
- バス:1,050円
- 二輪車:無料
です。
第1・第2駐車場の利用時間は8:30~17:30、第3駐車場は8:30~17:00が基本となっています。
ゴールデンウィークやお盆休みなどは利用時間が変更される場合があります。
混雑を避けるコツ
高崎山は人気観光スポットのため、ゴールデンウィークや夏休み、お盆などは混雑しやすくなります。
特に混雑を避けたい場合は、開園時間の9:00頃を狙うのがおすすめです。
また、サルは野生動物なので、単純に「開園直後だから必ずたくさんいる」とは限りません。
エサの時間や当日のサルの出現状況を確認してから訪れると、より効率よく楽しめます。
周辺のおすすめスポット
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
高崎山自然動物園のすぐ近くにある人気水族館です。
高崎山の野生のニホンザルと、うみたまごの海の生き物を一緒に楽しめるため、セットで訪れるのがおすすめです。
「山のサル」と「海の生き物」を一日で楽しめる、大分観光の定番コースです。
田ノ浦ビーチ
高崎山からほど近い場所にある海辺のスポット。
高崎山でサルを観察した後、海を眺めながら休憩するプランにも向いています。
夏場は海水浴や水遊びを目的に訪れる人も多いため、動物園と合わせて大分の自然を満喫できます。
別府市街地・別府温泉
高崎山は別府市からもアクセスしやすい場所にあります。
高崎山自然動物園を楽しんだ後、別府温泉でゆっくり過ごす観光プランもおすすめです。
高崎山自然動物園を楽しむための注意点
高崎山では、野生のサルと非常に近い距離で接することがあります。
そのため、サルを刺激するような行動は避けましょう。
特に、
- サルに触らない
- エサを与えない
- サルに近づきすぎない
- サルの目をじっと見つめない
- サルを追いかけない
- 食べ物を見せない
- 赤ちゃんザルに近づかない
といった基本的なルールを守ることが大切です。
また、高崎山では園内への食べ物の持ち込みはできません。
食事をする場合は、隣接する「おさる館」内の飲食スペースや「おさる茶屋」などを利用しましょう。
まとめ
高崎山自然動物園は、野生のニホンザルを自然に近い環境で観察できる、全国でも珍しい動物園です。
一般的な動物園のように動物が檻の中にいるのではなく、高崎山に暮らすサルたちが自由に動き回り、サル寄せ場に集まってきます。
そのため、
- 群れで移動するサル
- 仲間同士で毛づくろいするサル
- 母ザルと赤ちゃん
- 群れの中で順位を持つサル
- エサをめぐるサルたちの行動
など、自然なサル社会を間近で観察できます。
2025年12月時点ではB群514頭、C群246頭の合計760頭が確認されており、大きな群れが形成されています。
また、2026年4月には今年第1号の赤ちゃんザル「ミラノ」が誕生。4~8月頃は約150頭の赤ちゃんザルが生まれるため、夏休みの時期はかわいい子ザルたちを観察できるチャンスです。
さらに、2026年は「おさるのプール開き」や「〇✕子どもクイズ大会」など、夏休み向けのイベントも開催されています。
高崎山自然動物園は、単に「サルを見る場所」ではなく、野生動物の生態や群れ社会を身近に学べる場所でもあります。
大分観光の際には、近隣の「うみたまご」や別府温泉などと組み合わせて訪れるのもおすすめです。
お出かけ前には、当日のサルの出現状況やイベント、営業時間、駐車場の混雑状況などを公式サイトで確認しておきましょう。
※営業時間・料金・イベント内容・サルの出現状況・駐車場の利用時間などは変更される場合があります。特に高崎山は野生動物を観察する施設のため、サルがサル寄せ場に現れない時間帯もあります。お出かけ前には高崎山自然動物園公式サイトで最新情報をご確認ください。



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