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ペットフードのローリングストックとは?簡単に続ける備蓄方法と期限切れを防ぐコツ

ドッグフードの横で眠る犬 ニュースコラム
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災害に備えて、愛犬や愛猫のフードを備蓄していますか?

「ペットの防災用品は準備しているけれど、フードまでは考えていなかった」
「非常食を買ったものの、気づいたら賞味期限が切れていた」

そんな飼い主さんもいるかもしれません。

災害が起きると、ペット用品をすぐに購入できるとは限りません。

また、避難生活中に普段とは違うフードへ急に変更すると、犬や猫によっては食欲が落ちたり、お腹の調子を崩したりすることもあります。

そこで役立つのが、「ローリングストック」という備蓄方法です。

この記事では、ペットフードのローリングストックの基本から、無理なく続ける方法、賞味期限切れを防ぐコツまで紹介します。

ペットフードのローリングストックとは?

ドックフードの種類

ローリングストックとは、普段から使っている食品や日用品を少し多めに購入して備蓄し、古いものから使いながら、使った分を新しく買い足していく方法です。

ペットフードでも同じ考え方を取り入れられます。

例えば、普段1袋のフードを開封して食べているなら、

①多めに購入する
②古いフードから普段の食事に使う
③使った分を買い足す

というサイクルを作ります。

これなら「非常用のフードを別に保管して、何年も放置する」という状態を避けやすくなります。

なぜペットフードの備蓄が必要なの?

ドッグフードの横で眠る犬

災害が起きた直後は、飼い主自身の食料や飲料水だけでなく、ペット用品も不足する可能性があります。

例えば、

  • 店舗が営業できない
  • 道路が寸断される
  • 商品の入荷が遅れる
  • 通販が通常通り利用できない
  • 避難所でペットフードが十分に用意されていない

といった状況が考えられます。

そのため、「必要になったら買えばいい」ではなく、普段から愛犬・愛猫のフードを確保しておくことが大切です。

普段食べているフードを備蓄するのが基本

ドッグフード(ドライフード)を食べているミニチュア・シュナウザー

防災用として特別なフードを用意するより、まず考えたいのが普段から食べているフードの備蓄です。

犬や猫は、突然いつもと違うフードを与えられると、食べてくれないことがあります。

特に環境が大きく変わる災害時は、食事まで大きく変化すると負担になる可能性があります。

そのため、

「普段食べているものを、普段から少し多めに持っておく」

という考え方がローリングストックと相性が良いでしょう。

ペットフードは何日分備蓄すればいい?

カレンダーとボールペン

ペットの防災備蓄では、少なくとも数日分、できれば余裕を持って準備することを考えましょう。

災害の規模によっては、物流がすぐに元通りになるとは限りません。

また、避難所に移動する場合には、避難先で必要なフードをすぐに購入できるとも限りません。

そのため、

「いつも買っているから大丈夫」

ではなく、

「しばらく買い物ができなくても愛犬・愛猫が食べられる」

状態を目指すことが重要です。

必要な量は、ペットの体重や年齢、フードの種類によって変わります。

普段1日に食べる量を確認して、そこから必要な備蓄量を計算しましょう。

1日の消費量から備蓄量を計算する

骨を食べる犬

例えば、犬が1日に100gのドライフードを食べるとします。

7日分なら、

100g × 7日=700g

となります。

さらに余裕を持たせたい場合は、より多く準備します。

ただし、フードの給与量は犬や猫によって異なるため、実際には現在与えている量を基準に計算するようにしましょう。

ウェットフードや療法食などを利用している場合も、普段の食事内容に合わせて備蓄を考えることが大切です。

ローリングストックを簡単に続ける5つのコツ

「備蓄したほうがいいのは分かったけれど、期限管理が面倒」

という人もいるでしょう。

ローリングストックは、最初から完璧に管理しようとすると続きにくくなります。

そこで、できるだけ簡単な方法から始めてみましょう。

1.普段買うフードを1つ多く買う

一番簡単なのは、普段の買い物でいつもより1袋多く購入する方法です。

特別な防災用品を新しくそろえる必要がないため、始めやすい方法です。

例えば、

普段は1袋購入

防災用としてもう1袋購入

古い袋から使う

新しく1袋購入

というサイクルにします。

2.「古いものから使う」を徹底する

ローリングストックで重要なのが、先に買ったものから使うことです。

新しく購入したフードを手前に置いてしまうと、古いフードが残ってしまいます。

収納するときは、

古いフード → 手前

新しいフード → 奥

という順番にすると管理しやすくなります。

3.賞味期限を見える場所にする

フードの袋を収納するとき、賞味期限が見えない状態だと確認が面倒になります。

そこで、

  • 賞味期限が見える向きで置く
  • 収納ケースに期限を書いておく
  • スマートフォンのカレンダーに登録する

など、自分が続けやすい方法を使いましょう。

複数のペットがいる家庭では、それぞれのフードの期限を管理しておくと安心です。

4.普段のお出かけでも使う

防災用フードを普段の生活でも使えば、さらに期限切れを防ぎやすくなります。

例えば、

  • ペットとの旅行
  • 長時間のお出かけ
  • ドッグラン
  • 通院
  • ペットホテル

などに持っていくフードを、備蓄しているものから使います。

そして、使った分を買い足します。

「非常用だから使わない」ではなく、「非常用として備えながら普段も使う」のがローリングストックのポイントです。

5.月1回だけ在庫を確認する

毎日細かく管理する必要はありません。

例えば、

毎月1日=ペット防災チェックの日

と決めて、

  • フードは何日分ある?
  • 賞味期限は大丈夫?
  • 水は足りている?
  • トイレ用品はある?
  • 薬の期限は大丈夫?

などをまとめて確認します。

防災の日である9月1日に合わせて、毎年9月に大きな見直しをするのもおすすめです。

ドライフードだけでなくウェットフードも検討

バランスドーナツの上に、耳を自然な形のままにし、尾も断尾していない2匹の黒と銀色のミニチュア・シュナウザーが、屋内で並んで立ってポーズをとっている

普段からウェットフードを食べている犬や猫なら、ローリングストックの対象にしておきましょう。

ウェットフードには水分が含まれているため、食事と一緒に水分をとれるという特徴があります。

ただし、開封後は保存できる時間が限られるため、災害時だからといって開封したものを長時間放置しないようにしましょう。

普段の食事スタイルに合わせて、無理なく備蓄することが大切です。

療法食を食べているペットは特に注意

犬

病気などの理由で、獣医師から特定の療法食を指示されている場合は注意が必要です。

一般的なフードと違い、

「災害時だから別のフードに変えればいい」

とは簡単に判断できない場合があります。

療法食を食べている犬や猫は、普段から余裕を持って備蓄するとともに、災害時の食事について獣医師に相談しておくと安心です。

フードと一緒に「水」も備蓄する

ペットの防災というとフードに目が行きがちですが、飲み水も忘れてはいけません。

災害時には断水が起こる可能性があります。

また、飼い主用の水があっても、それをすべてペット用に使えるとは限りません。

そのため、

「人間用の備蓄」と「ペット用の備蓄」を分けて考える

ことをおすすめします。

防災用フードを「押し入れの奥」に入れない

せっかくフードを備蓄していても、取り出せなければ意味がありません。

災害時には、

  • 家具が倒れる
  • 部屋に入れなくなる
  • 停電する
  • 荷物が散乱する

といったことも考えられます。

そのため、ペットフードは普段から取り出しやすい場所に保管することも重要です。

さらに、避難する可能性を考えて、持ち出し用のフードも別に準備しておくと安心です。

「防災バッグ用」と「自宅備蓄」を分けて考える

ペットフードの備蓄は、すべてを一か所にまとめる必要はありません。

例えば、防災バッグは、すぐに持ち出せる数日分、
自宅の備蓄は、在宅避難用として多めに保管

というように分けます。

車中避難を考えている場合は、車に持ち出す分についても考えておきましょう。

ただし、車内は高温になりやすいため、フードを長期間車内に置きっぱなしにする場合は、商品の保管条件を必ず確認してください。

猫の場合は「食べ慣れたフード」を特に意識

キャットフードを食べる猫

猫は環境の変化に敏感な傾向があります。

災害による避難そのものが大きなストレスになる可能性があるため、食事についてはできるだけ普段の状態を維持できるようにしておきたいところです。

普段から複数種類のフードを食べられる猫であれば選択肢を増やせますが、無理に食事を変更する必要はありません。

まずは、現在食べているフードを切らさないための備蓄を優先しましょう。

ローリングストックは「完璧にやらない」のがコツ

防災対策は、最初から完璧にしようとすると負担になってしまいます。

ペットフードのローリングストックも同じです。

まずは、いつものフードを1袋多く買うだけでも構いません。

そこから、使ったら買い足すという習慣を作っていきましょう。

そして慣れてきたら、

  • ペットシーツ
  • 排泄物用の袋
  • おやつ
  • 常用薬
  • ウェットティッシュ

など、ほかの防災用品にもローリングストックの考え方を広げていくといいですよ。

9月1日の「防災の日」にペットフードをチェックしよう

9月1日の防災の日は、ペットの備蓄を見直す絶好のタイミングです。
まずは、今あるフードを確認してみましょう。

ペットフード備蓄チェック

  •  普段食べているフードを備蓄している
  •  数日間購入できなくても困らない量がある
  •  賞味期限を確認している
  •  古いフードから使っている
  •  使った分を買い足している
  •  フードの保管場所を把握している
  •  水も一緒に備蓄している
  •  持ち出し用のフードを準備している
  •  療法食の場合、災害時の対応を確認している

全部できていなくても大丈夫です。

まずは「今あるフードの賞味期限を確認する」ところから始めてみましょう。

まとめ|ペットフードは「買って終わり」ではなく使いながら備えよう

災害時に愛犬や愛猫が普段食べているフードを確保するためには、日頃からの備蓄が大切です。

そこで便利なのがローリングストックです。

特別な防災用フードを長期間保管するのではなく、

多めに買う → 普段使う → 使った分を買い足す

というサイクルを作ることで、賞味期限切れを防ぎながら備蓄を続けられます。

最初から大量に準備する必要はありません。

まずは次回のペットフード購入時に、**「もう1袋多く買っておこう」**と意識することから始めてみてはいかがでしょうか。

災害が起きてから「いつものごはんがない」と困らないために、今日から少しずつ愛犬・愛猫の食事を備えておきましょう。

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