どうもanimal petのtakunekoでございます。
最近クマがよく出没しているとニュースで頻繁に報道されていますね。
どうも2023年の秋ごろからよく出没しているようで、死傷者数は少なくても158人に及んでいたみたいです。
色々な原因があるみたいですが、今回はそんなクマと遭遇してしまった時の対処法についてお伝えできたと思います。
日本に生息するクマは2種類!
クマと遭遇した時の対処法の前にちょっとだけクマの生態についてお伝えしておきますね。
現在、日本に生息しているクマはツキノワグマとヒグマの2種類存在しています。
ツキノワグマについて
ツキノワグマは日本本土全域生息しており、四国では絶滅危惧、九州では絶滅したと言われている種類になります。
体長は大人のツキノワグマで100〜140cmほど、体重は40〜120のサイズになります。
性格は基本的におとなしく臆病な性格をしており、食性も草食よりの雑食性なため、意図的に人を襲うと言うことはあまりないクマになります。
また特性として、同種同士で争うことが少なく、縄張りが重なりあうことがあり、その行動圏内から出ることは滅多にありません。
ただ、食料が不足した場合にのみ食べ物を求めて縄張りの外に行くようになります。
(参考資料1:意外と身近ツキノワグマのこと知ってる?)
(参考資料2:WWF ジャパン)
ヒグマについて
ヒグマは北海道全域にのみ生息しています。
体長は150cm~200cmほど、体重は100〜400kgにもなるツキノワグマと比べると大型のクマになります。
性格は意外にも警戒心が強く、執着心の強い性格をしています。
また、知能が高く学習能力が高いことでも知られています。
そのため、個体による性格に違いがあることでも知られています。
サケを取ることで知られていますが、これは冬眠に向けてカロリーを摂取するためであり、それ以外のシーズンは木の実や果実などを食べています。
また、穴掘りが苦手なクマと言われていますが、意外にも木に登ることができます。
クマと遭遇してしまったら?なにをすればいいの?
ここで本題に入っていきます。
まずクマと遭遇した時に絶対やってはいけないことをお伝えした後に遭遇した時にすることと、
最終襲われた時にできることの3つをお伝えします。
クマと遭遇した時に絶対やってはいけないこと
クマと遭遇した時には絶対やってはいけないことが4つあります。
1つ目は急に行動することです
急に手を動くと驚いてしまい攻撃を仕掛けてくる可能性があります。
2つ目は大声をださない
こちらも、クマが驚いてしまい襲ってくる場合があります。
3つ目は死んだふり
昔は死んだふりをすると襲われないという迷信が広まっていましたが、むしろ反対に襲われてしまう可能性があります。
ただ、クマの性格おとなしく優しい性格の持つ個体であれば敵意がないと判断して何もしてこない可能性がなくはないですが・・・
4つ目は背中を見せて走って逃げ出す
こちらは1つ目の急に行動しないと同じようなことなのですが、背を向けて走り出すと追いかけてきます。
犬であっても猫であっても縄張りに侵入してきた個体をおっぱらうために必要以上においかけますよね?
それと一緒です。クマからしたら不法侵入されたようなもので侵入者を追い払うために追いかけてきますよ。
クマと遭遇した時にやった方がいいこと
では、クマと遭遇した時に何をしたらいいのかをお伝えします。
1つ目はクマから目を離さないこと
クマの仕草やどう言う状況かを観察することで次にする行動が変わってきます。
2つ目はできる限りゆっくり、静かに後ろに下がって立ち去る
意外とクマに遭遇する時はどちらも知らないうちに近くにいることがあるため、クマのパーソナルスペースから出ることに専念してください。
クマが敵意がないことがわかるとクマの方からどこかに行ってくれることがありますよ。
3つ目は大きく見せるということ
2つ目の方法で逃げ切れると問題はないのですが、中には臨戦体制になったしまい今にも攻撃してきそうなクマと出会うこともあります。
その時はできるでけ大きくみせて、大声を出して追い払うような行動をとりましょう。
クマに襲われた時できること
どうしてもクマが逃げてくれず襲われてしまったら、覚悟を決めるしかありません。
武術の達人でもない限りここでできる方法は2つしかありません。
1つ目はクマ撃退用のスプレーを使うことです。
カプサイシン入りのスプレーでクマの目や口、鼻にはいると刺激により逃げていってくれます。
ただ、逃げてくれても油断しないようにしてください。
特にヒグマの場合は執着心が強いため、手に入れられなかったものをもう一度手に入れようとして戻ってきます。
さらに嗅覚が犬の21倍もあるため、登山中であればどこに逃げても追うことができます。
出会ったらすぐに下山するかできるだけ街中、家に帰宅するようにしましょう。
2つ目はそれでも逃げてくれなかった場合に最終手段です。
お腹と首を守るようにできる限り防御するようにしましょう。
世界で見ると意外とクマに襲われる事件は多く、首とお腹側を守るようにすれば助かる事例が沢山あったので最悪の場合は覚悟を決めて防御するように行動しましょう。
クマと遭遇しないようにすることが大切
ここまでは、クマと遭遇した場合の対処方法についてお伝えしましたが、まずクマと遭遇しないことが一番大切なことになります。
そのためには、鈴やラジオ、音楽を流しながら人がいると言うことを知ってもらいながら行動することが大切になります。
また、キャンプや登山、ハイキングコースなどでクマ出没の情報があれば、コースを変更したり中止することも考えるようにしましょう。
今回はここまで!
クマは基本的に賢い動物で大人のクマは人を避けるように行動していることが多いです。
ただ、人間でもそうですが、子供のクマはそういった警戒心がないため人に近づいてきます。
こうした理由から母クマは子供を守るために人を襲うことがあるため、できる限り近づかないように人間側の配慮が大切になだと私は思います。
また、クマに襲われないようにする一つの方法としてクマのいない地域に引っ越すという手段もあります。
九州はクマが絶滅しているとだんげんされているため、クマに襲われる心配がありませんよ。
私が住んでいる四国、愛媛でも絶滅危惧種とされているため、人里で見かけたという情報もありません。
愛媛に移住したい方はご連絡ください。
では今回この辺で(^^)/~~~
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