どうもanimal petのtakunekoでございます。
今回は最近よく出没しているクマについてちょっとお話していきますね。
日本に住むクマは?
日本に住むクマは大きくわけるとヒグマとツキノワグマの2種類が生息しています。
大きな違いは以下のような点になります
ツキノワグマの特徴 | ヒグマの特徴 |
小柄な体型1m~1.4mほど | 1.5m〜2mほど |
黒の毛皮に胸に三日月がたの白い模様がある | 茶色い毛皮をしている |
木登りが得意 | 穴を掘るのが得意 |
九州と北海道を除く日本に生息 | 北海道にのみ生息 |
きのみや葉っぱ、昆虫などの草食よりの雑食 | きのみや昆虫、哺乳類、魚類など肉食性の強い雑食 |
といった違いがあります。
クマの性格
どちらのクマも基本的な性格はどちらもおとなしく臆病な性格をしています。
ヒグマは凶暴といわれることもありますが、サーカスで芸をしているようなクマはヒグマの近縁種もいるためヒグマも温厚な性格をしていますよ。
ただ、唯一どちらも凶暴になるシーズンがあります。
それは冬眠明けと冬眠前(春と晩)です。
春は子育てシーズンになり、子育てに追われた母熊が子供を守るために神経質になってしまったり、
冬眠明けでお腹が空いていてイライラしているため、凶暴になりがちになります。
冬眠前では、冬を超えるため、に栄養を沢山蓄える必要があるため沢山食べ物を食べようとして凶暴になります。
書いていて思ったのですが、人もクマも同じようなものですね(笑)
「食べ物の恨み〜」や「母は強し」と言う言葉があるぐらいですから・・・
クマが人を襲う理由
こんな性格のクマがなぜ人を襲うのか?疑問に思いませんか?
結局襲われているんだから凶暴でしょ?と思う方もいると思います。
これには理由があります。
ここで問題を出したいのですが、あなたは2023年にクマによる被害者がどこで襲われたのかをご存知でしょうか?
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答えは多くの人が襲われた場所は、きのこ狩り中、罠の確認に行って、山あいの地域、自然の多く残る山の近く、栗拾い中などなど、どれもクマが出没しそうな場所あるいはクマが出る場所が近くにあるところで襲われています。
(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231013/k10014224601000.html)
(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231014/k10014225501000.html)
(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231018/k10014228801000.html)
(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231018/k10014228761000.html)
(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231018/k10014229431000.html)
このようにクマの生息圏内で襲われている事例が多くありました。
普段?例年?は出没していなくても、近くの山に出没情報があるような地域で襲われています。
この記事はニュースはすべてツキノワグマの事例で、ツキノワグマは基本的に温厚な性格なのですが、冬眠前になると沢山食べ物を食べるようになり、自分の縄張りに食料が足らなければ縄張りを超えて食料を探しに行く習性があります。
その結果、山間の民家や山の近く、山の中で人が襲われると言う被害が出てしまいます。
こうした被害状況をみると人を襲う理由は
『食料を求めて行動範囲を広げたら、たまたま人がいて食べ物の争奪戦が起こった』
その結果が人を襲うという結果になったのです。
2023年にヒグマに襲われた事例も沢山ありました。
そちらも人を襲った原因は
『食料』
なのですが、ツキノワグマとの大きな違いとして人を食べるという大きな違いがあります。
ヒグマはツキノワグマと違い食肉性の強いクマになります。
そのため、個体によっては肉の味を覚えてしまい肉ばかり食べるヒグマが存在します。
OSO 18なんかは牛の味を覚えてしまったが故に起こった事件ですよね。
(参考資料:https://bunshun.jp/articles/-/69531?page=3)
(参考資料:https://mainichi.jp/articles/20210911/k00/00m/040/082000c)
また、ヒグマに限らず人の味を覚えてしまい、人を襲う事件も世界各国で起こっています。
〜クマによる獣害事件〜
もう一つヒグマが人を襲う理由があります。
それは『執着心』です。
ヒグマは一度ターゲットを決めるとそのターゲットゲットできるまで追いかけてくる習性があります。
その結果日本3大獣害事件ともいわれているワンダーフォーゲル部事件を招く結果になってしまいました。
この『食料』と『執着心』が原因となって人がクマに襲われるという事件が起こっています。
今回はここまで!
今回はクマの性格と人が襲われる理由についてお伝えしました。
クマが人を襲うといっても同じ地球に住む生き物同士共生できる道があるといいですね。
岩手県は自然との共存について子供でも学べる場があるみたいですよ?
https://www.asahi.com/articles/ASS5R4CXHS5RUJUB00GM.html
この機会に自然に対して目を向けてみてはいかがでしょうか?
では今回はこのへんで(^^)/~~~
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