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希少な猫種『スノーシュー』の歴史や特徴!飼うときの注意点やポイント

中型猫
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日本ではあまり知られていない『スノーシュー』ブリードをしている人も少なく、希少な猫種の一つです。

そんなスノーシューの歴史や特徴、飼う時の注意点などをご紹介しますね。

スノーシューの歴史

スノーシューは、1960年代にアメリカのフェラデルフィアでシャム猫とアメリカンショートヘア誕生したと言われている猫種の一つです。
ただ、スノーシューのはっきりとした歴史は残されていませんでした。

理由は、スノーシューの最大の特徴である、白い靴下を履いているような四肢が劣性遺伝によるものでシャム猫として人気がなく、そのため他のブリーダーから反発されたいたため、スノーシューのブリーダー自体が少なかったためと言われています。

そうしたスノーシュー誕生の背景から、1974年に猫愛好家連盟(CFF)とアメリカ猫協会(ACA)の2つから「実験的な猫種」として認められましたが、スノーシューのブリーダーが1人しか居ませんでした。
その後、1983年にCFFからチャンピオンの地位を獲得しました。

1989年には最後のスノーシューのブリーダーは繁殖をすることを諦めましたが、
その頃にはスノーシューの人気が上がってきており、
1990年にアメリカ猫愛好家協会(ACFA)でチャンピオンの地位を獲得しました。

その甲斐もあってか1993年に正式に国際猫協会(TICA)によってスノーシューの品種が認められました

ただ、今でもブリーダーの数は少ないため、希少な猫種となっています。

スノーシューの特徴と性格

そんな希少な猫『スノーシュー』の特徴や性格についてご紹介しますね。

スノーシューの特徴

スノーシューは『セミフォーリンタイプ』の体型をしており、中型の猫に分類されて『アメリカンカール』や『マンチカン』と同じタイプになります。

体重は2.5〜5kgほどで目が青いことが特徴的です。
また、寿命は意外と長く14〜16年ほどになります。

スノーシューの被毛

スノーシューの最大の特徴は被毛の模様にあります。

まずは靴下を履いたような白い模様が特徴的です。
四肢全て白くなっていることが理想ですが、劣性遺伝による模様なので
四肢全てが白いことは珍しく、前足だけとか片足だけと偏ったり、全く現れない場合もあります。

同じような白い足先を持つ「バーマン」と呼ばれる猫種もいますよ。

他にも、顔の模様である、『ハチワレ』(逆V字ともいう)の模様も特徴的ですよ。

カラーについてはシールが最も一般的で、他にはライラック、チョコレート、クリーム、ブルーとさまざまです。
濃いカラーの方が、四肢の模様がはっきりとわかるため人気があります。

被毛の柄は2種類あり、ミテッドと呼ばれるラグドールのような模様のものと
バイカラーのとよばれる模様の2種類があります。

スノーシューの性格

スノーシューの性格は、甘えん坊でおしゃべりな性格をしています。

シャム猫の血を色濃く受け継いでいるのか、すごく甘えん坊な性格をしています。
人見知りせずに誰とでも仲良く接していくれるため、来客の多い人や家族が多い家庭でも飼いやす猫種ですよ。

また、おしゃべりすることも好きなので、沢山鳴いてアピールしてくれます。
鳴き声は小さいの近隣の迷惑になることはありません。

活発な一面もあり、飼い主さんと遊ぶことが大好きなので一緒におもちゃで遊んであげるとストレスの発散にもなり、コミュニケーションも取ることが出来ますよ。

猫にしては水を怖がらない性格の子が多いのも特徴の一つですよ。

スノーシューを飼う時の注意点とポイント

スノーシューを飼う時には以下の5つ注意点とポイントが大切になります。

  • 1人にさせないようにする
  • コミュニケーションを取る
  • 事故が起こらないようにする
  • 定期的にブラッシングをする
  • 定期的に健康診断を受ける
  • 飼うまでが大変

1匹にさせないようにする

スノーシューは甘えん坊な性格をしており、寂しがりな一面があります。
そのため、飼い主が外出して家に1匹になってしまうと、寂しくで飼い主が帰ってくるまでずっと鳴き続けたりもします。

そのため、長時間や長期間飼い主のいない環境で過ごすとストレスが溜まってしまったりするため注意が必要です。

コミュニケーションを取る

スノーシューは甘えん坊な性格なので人と遊ぶことが大好きな猫種です。

そのため、毎日5分でもいいので一緒に遊んであげるようにしましょう。
そうすることで、仕事で長時間1匹にしてくれても遊んでくれると学びストレスも軽減されますよ。

事故が起こらないようにする

スノーシューは頭が良いという一面もあります。
そのため自分で学ぶことができ、毎日遊んであげると「この人は毎日遊んでくれる人だ」と学び長時間外出しても安心します。

また、人の真似をすることがあり、小窓やドアを開けることが出来るようになる子もいます。
そのため、飼い主さんが外出している時に小窓を開けて脱走してしまったり、ドアを開けて違う部屋に行ってしまう可能性があります。

そうした事故が起こらないように注意が必要です。

定期的にブラッシングをする

スノーシューは人間に対する依存心が高い猫種なので、ブラッシングされることが大好きです。

また、ブラッシングをすることでコミュニケーションだけでなく皮膚病などの疾患の予防や早期発見にもつながりますよ。

定期的に健康診断を受ける

スノーシューは比較的健康的な猫種ですが、猫に多い尿疾患やシャム猫の血が入っているため拡張型心筋症などの遺伝疾患になる可能性があります。

そのため、定期的に動物病院に連れて行き、健康診断を受けることが大切ですよ。

飼うまでが大変

スノーシューは日本にはブリーダーが存在していません。
そのため、日本のペットショップにはないと言えます。

飼いたい場合には海外のブリーダーから直接買う方法か里親で譲り受けるしかありません。
里親を探すにしても海外のブリーダーから直接購入している方だと思うので里親募集はほぼないと思います。

そのため、実質飼うためには海外のブリーダーから直接購入しかありません。
海外ブリーダーとの直接のやり取りや輸送といった点から見ても飼うまでが大変な猫種です。

スノーシューの歴史・特徴・飼う時の注意点とポイントのまとめ

日本にはブリーダーがいないので日本のペットショップで購入できる機会はまずないと言われるほど希少な猫種『スノーシュー』。

希少な猫種ですが、猫としては長寿で飼いやす猫種の一つでもありますよ。
ですが、入手難易度は高い猫種です。

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