2024年8月13日付の論文でエクアドルのアンデス山脈南部に生息している100年間生息していると報告のなかったカエル「Pristimantis ruidus」(別名:モレトゥーロ・ロバー・ガエル)が発見されました。
このカエルは、ストラボマンティス科とよばれるカエルの仲間でアンデス山脈に生息している個体が多く、今回100年ぶりに発見されたカエルもアンデス山脈南部に生息しています。
この仲間の特徴は「卵から孵化した時にオタマジャクシにならず、そのままカエル(子カエル)として生まれてくる特徴があります。
このカエルは1922年に確認されたのが最後でそれ以来、今までいくら探してもつけることができなかったため、国際自然保護連合(IUCN)は「絶滅した可能性がある種(possibly extinct)」に分類していされていました。
そんな中、2022年に発見された二匹のメスガエルが、2024年8月の論文で本種だと発表されました。
この発見は環境保護につなげることのできる希望だといわれており、現在、採掘と違法伐採が原因で、最も生態系が壊されつつあるエクアドルで環境の保護を訴えることができるかもしれないと期待されています。
こうした、絶滅したと思われている動物たちが発見されることが、まれに有ます。
ほかにもこうした動物を知りたい方はをこちらをご覧ください。
参考サイト;ナショナルジオグラフィック
コメント