最初に伝えておくとペットを飼う=命を扱う(預かる)と言うことです。
仏教には『命の重さは等しく同じ』という考えがあるようにペットを飼うと言う行為はとても大切なことです。
そのため、これからペットを飼われたい方は、これから紹介する10個のことをしっかり考えて、飼えるかどうかを考えましょう!
ペットを飼う前に考えておきたい事①環境
まず初めに考えるべきポイントは環境です。
ペットによって必要な飼育環境に違いがあります。
詳しくは『ペットによって違う飼育環境の整え方』をご覧ください。
場合によっては、一室をペット用に改造必要があったり、大型のケージが必要になることもあります。
はたまた、湿度を整える必要があったり、空調管理の必要があったり、ペットによって適応できる環境に違いがあります。
大事な家族が落ち着く場所を作れるかどうかを考えましょう。
ペットを飼う前に考えておきたい事②お金
次はお金です。
環境を整えるためのイニシャルコスト(設備費用など)も必要ですが、ペットは生き物なので、育てるための飼育費用がかかってきます(ランニングコスト)。
育てるための餌代だけでなく、ペットの種類によって定期検診やワクチン代、水道光熱費など食事代以外にも毎月、毎年お金がかかり、経済的に負担になることもしっかり考えておきましょう。
ペットのお金について詳しく知りたい方はこちらの『ペット別どれぐらいの飼育費用がかかるの?』をご覧ください。
ペットを飼う前に考えておきたい事③終生飼育
3つ目は、終生飼育です。
終生飼育は『ペットを最後まで飼う』ということです。
ペットによっては10年20年生きることが当たり前の種類もいます。
あなたが飼いたいペットがどれぐらい生きるかわかりませんが、寿命が尽きるまでしっかり面倒見てあげる必要があります。
また、管理するだけでなく、給餌、給水、快適な生活環境、健康管理を続けて健康で長生きできるように努めてあげましょう。
ペットの寿命について知りたい方は『ペットの寿命はどれぐらい?ペット別長生きランキング』をご覧ください。
ペットを飼う前に考えておきたい事④時間
4つ目は時間です。
ペットを家族に迎えるとどうしても、ペットに割く時間というものが必要になります。
基本的な給餌や給水、トイレ掃除や片付けなど身の回りのこともあれば、ペットの種類によっては散歩や遊ぶ時間など結構時間がかかるペットも居ます。
子供が飼いたいと言ったけど、結局親が面倒を見ていることは珍しくないことですよね?
それぐらい、ペットの世話というと難しいことなのです。
そのことを踏まえてあなたの飼いたいペットが、終生飼育ができるのかどうかも検討しましょう。
ペットを飼う前に考えておきたい事⑤介護
5つ目は介護です。
「ペットに介護は必要ないでしょ」と考えては居ませんか?
ペットも生き物です。病気になる子もいます。
病気になったから捨てたり、譲渡したりするのではなく、飼い主であるあなたの責任として最後まで面倒をみてあげてください。
特に近年犬・猫の寿命も伸びてきたおかげで、人間と同じようにアルツハイマーや足腰が弱くなってきて歩けなくなるペットもいます。
こうした可能性も考えて、介護する心構えや知識も必要になります。
ペットを飼う前に考えておきたい事⑥環境の変化も考える
次に考えて欲しいことは、環境の変化についてです。
ペットは基本的に環境が変わることが一番のストレスになります。
動物の種類によっては環境が変わるだけでご飯を食べなくなってそのまま衰弱ということもあります。
そのため環境を変えないようにしましょう・・・
と、言っても会社に勤めている以上何があるかわかりません。
転勤で引越しになることもあれば、退職することになり、生活のリズムが変わるということもありますよね?
こうした、飼い主さん自身の生活環境が変わることによるペットへの影響も考えておく必要があります。
ペットを飼う前に考えておきたい事⑦家族の同意
家族がいる方限定にはなりますが、家族と相談することも大切です。
ペットの種類によって10年以上も家族として生活していくことになるため、家族でルールを決めることも大切です。
もしかすると家族の誰かがペットを嫌いだったり、アレルギーという可能性もあります。
また、特に哺乳類や鳥類なんかは家族にも少なからず迷惑がかかります。
こう言った家族間でのトラブルが起きないようにするためにも家族と話し合って決めましょう。
ペットを飼う前に考えておきたい事⑧しつけ
特に犬、猫、うさぎ一部鳥類にあてはまることですが、しつけることは大切です。
先ほどの「家族の同意」という部分にかさなりますが、しつけをするためには家族間でのルールを決めておく必要があります。
ダメなことを然る時の方法やできた時の褒め方など家族で一貫性を持たせておく必要があります。
ペットに家族のルールやルールを教える方法なども決めておきましょう。
ペットを飼う前に考えておきたい事⑨受け皿を考えておく
受け皿を考えておくことも大切になります。
受け皿というのは『もしも』『万が一』飼い続けることができなくなってしまった場合の対応方法です。
譲渡先を見つけておくことが大切になります。
ここまでクリアしていざ飼い始めたとしても、海外への転勤や飼い主・家族がアレルギ〜になってしまったり、どうしても飼えなくなることもあります。
その時のために受け皿を考えておくことも飼い主さんの勤めになります。
ペットを飼う前に考えておきたい事⑩ペットロスにならないために
最後は死を受け入れ準備をしておくということです。
ペットは不慮の事故に遭わない限りは必ず飼い主さんよりも先にペットが亡くなってしまいます。
亡くなるとどうしても悲しい気持ちになってしまいます。
私自身18年間一緒にいた愛猫が亡くなった時はとても辛い思いをしました。
こういう気持ちを最近は『ペットロス』と言うようで、ペットロスで何も手がつかなくなってしまう人もいます。
こうした死に向き合って飼うことで、命の重さを感じることができ、より一層新しい家族を大切にすることができますよ。
また、常に死について考えるため、ペットが亡くなった時にも立ち直り、次に進むことができますよ。
こうした人が次の進むことで、次の命が救われる事につながります。
まとめ
今回はペットを飼う前に考えておくべき心構えについてお伝えしました。
ペットを飼うということは、命を扱うということです。
他の命と共に過ごすということは、自分の時間を与えるということになります。
そのためどんなペットでもお迎えする前には必ずこの10個のことを考えるようにしましょう!
では今回はこの辺で(^^)/~~~
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