ボーダーコリーは、スコットランドとイングランドの国境地帯（ボーダー地方）原産の、中型犬種です。主に家畜の牧畜犬として使われ、その素早い動きやとても賢く、忍耐力があることが特徴です。
ボーダーコリーの特徴
ボーダーコリーは、約50〜60cmの体高で、体重は12〜20kgほどの中型犬です。
高い運動能力を持ち、アジリティーやフライボールなどのスポーツ競技にも適しています。
また、３歳児ほどの知能があると言われるぐらい、非常に賢く、一説では全ての犬種の中で最も知能が高いと言われています。
（引用データ：https://wanwans.com/new/smart-dog-breeds-ranking）
そのため、訓練や学習に非常に優れており、家畜の牧畜犬としては最高の犬種とされています。
被毛については、長さの違いで毛が短い『スムースコート』と毛が長い『ロングコート』の2種類あります。また、オーバーコートとアンダーコートのあるダブルコート犬種なため換毛期があり抜け毛の多い犬種でもあります。
カラーについてはブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ブルー&ホワイト、ブルーマールやタンが入ったトライカラーやレアカラーでイザベルなどがあります。
寿命は10〜17年ほどで中型犬では長生きする方の犬種になります。
ボーダーコリーの性格
ボーダーコリーは繊細で忠実で活発な性格をしています。
ただ、一人に依存してしまう傾向も持ち合わせています。
また、牧羊犬だったこともあり忠実で、家族や仕事に対する献身的な姿勢が特徴です。
ですが、賢すぎるが故に一度主従関係が崩れてしまうと、言う事を聞かなくなってしまい悪さばかりしてしまう手のつけられない子になってしまいます。
そのためしっかり、愛情を注いであげてコミュニケーションをとり、しつけてあげることが大切です。
ボーダーコリーを飼うときのポイントと注意点
ボーダーコリーを飼う際には、以下のポイントや注意点を考慮する必要があります。
- ボーダーコリーは牧羊犬で活躍していたため、非常に運動量が多く、毎日の運動が必要です。
運動不足になるとストレスを感じたり、イタズラをしてしまうことがあるため、しっかりと運動量を確保することが大切です。 - ボーダーコリーは非常に知能が高く、いろいろな事を覚える事ができます。
また、その知能の高さゆえ信頼関係を構築していないということを聞かなくなってしまうので注意が必要です。 - ボーダーコリーは一人の人に依存しやすいため寂しさを感じさせないようにする。
寂しいと癇癪を起こしてしまったり、ストレスを感じてしまい禿げてしまう可能性があります。 - ボーダーコリーの毛は密度が高く、長い場合は絡まりやすいため、定期的なブラッシングが必要です。
- ボーダーコリーは非常に繊細で賢いため、ストレスや主従関係が壊れてしまった時に家庭内で問題行動を起こしてしまう可能性があります。それに対処するために常に愛犬の状況を見ておくことが重要です。
以上のポイントや注意点を考慮しつつ、適切なケアを行うことで、ボーダーコリーとの素晴らしい生活を楽しむことができます。
まとめ
ボーダーコリーは全ての犬種の中で一番賢いと言われている犬種です。
ある実験では1,000個以上の単語を覚えられたという結果が出ています。
そのため、しっかり社会性を身につけ、しつけることができれば良きパートナーになること間違いなしです。
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