アメリカ以外では珍しい黒猫『ボンベイ』の特徴と飼育する時のポイント

ボンベイはアメリカ合衆国で作出された品種の一つで、クロヒョウのような艶のある黒毛が特徴的な猫の一種です。

人懐っこく、甘えることが大好きな子が多く、飼い主と遊ぶことが大好きなでもあります。

そんなボンベイの歴史や特徴、飼う時の注意点やポイントについてご紹介しますね。

ボンベイの歴史

ボンベイは1950〜1960年代にアメリカ合衆国でアメリカンショートヘアと黒色のバーミーズのクロスブリーディングで誕生したと言われています。

1970年代に正式にボンベイという名前がアメリカの猫登録団体のCFAの公認猫種として認定されることになりました。
1980年代には多くの猫血統登録団体にも登録され始めました。

そこから、世界的にも徐々に人気を博してきました。

また、インドのボンベイという地名とは関連性はありませんが、
ボンベイの作出者が「クロヒョウのような猫」ということで。クロヒョウが生息するインドの都市から名付けられています。

「黒ヒョウのような猫」と別名のあるボンベイはどんな性格で特徴があるのかご紹介しますね。

ボンベイは、顔が丸く、目が銅色をしている子が一般的です。
また、体型はセミコビー体型で、全体的にがっしりしており、胴体や足、尻尾が少し長いのが特徴的です。

ボンベイの最大の特徴といえば「黒く艶のある短い毛」です。
まるでクロヒョウのような真っ黒な被毛をしており、
短く、密度が高いためサテンのような毛触りをしています。

稀にですがバーミーズを交配しているためブラウンの毛色の子が生まれてくることもありますよ。

ボンベイの性格は社交的で人懐っこい性格をしています。
また、飼い主や人と遊ぶことや甘えることが大好きでもあります。
そのため、小さな子供がいる家庭やお年寄りがいる家庭でも飼いやすいですよ。

ボンベイは運動能力が高く、遊ぶことが大好きなので
コミュニケーションを取ることを好む猫種なので、猫と沢山コミュニケーション取りたい人にもおすすめの猫種ですよ。

頭がいい猫種でもあるため、トイレも簡単に覚えてくれますし、
先住猫（犬）がいる場合でも比較的仲良くしてくれるため、多頭飼育にも向いていますよ。

ボンベイの飼う時の注意点とポイントがいくつかあるのでご紹介します。

ボンベイを飼う時のポイント

この４点はボンベイを飼うときに注意しましょう。
詳しくは下でご紹介しますね。

ボンベイは、運動能力が高いですが、飼い主さんと一緒にいると膝の上で甘えてあまり運動しない傾向にあります。
運動をしないと肥満になる確率が高くなり、不健康になってしまうので飼い主さんが注意しておきましょう。

そのため飼い主さんがおもちゃを使って遊んであげるか、キャットタワーやキャットウォークを設置してあげて、愛猫が遊びたくなるようにしてあげる必要があります。

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ボンベイは猫種の中でも肥満になりやすい傾向にある猫種です。
そのため、食事はグレンフリーでヘルシーかつ動物性タンパク質の多いものを選ぶようにしましょう。

また、甘えることが上手なので、飼い主さんがおやつを沢山与えてしまいます。
そのため食事はしっかり管理してあげて、いつまでも健康で長生きしてもらいましょうね。

ボンベイは人懐っこく、人に甘えたり遊ぶことが大好きな子が多いです。
愛猫と沢山コミュニケーションをとってあげること愛猫のストレスの発散になりますよ。
また、猫にとってもストレスの発散にもなりますが、触れ合うことで飼い主さんも癒されるので積極的に触れ合うようにするといいですよ。

ボンベイは肥満や歯周病、尿疾患などの疾患になりやすいため、病気で定期的に診てもらうことで、病気の早期発見に繋がり、健康で長生きしてくれますよ。

ボンベイは、黒く艶のある被毛が特徴的な人懐こいい猫種でした。
日本ではそこまで有名ではありませんがアメリカでは人気の高い猫種です。

有名な猫種ではありませんが、飼いやす猫種なので黒猫を飼いたい方は是非探してみてはいかがでしょうか？