ビーグルの特徴と飼うときの注意点とポイント

ビーグル(Beagle)は、犬種の一つで、元々はイギリスで狩猟犬として作出された中型犬です。
鳥猟やウサギ猟に用いられ、その鼻の良さと優れた運動能力で知られています。
また、スヌーピーのモデル犬でもあります。

性格面では、可愛らしい容姿や明るく社交的な性格から、ペットとしても人気があります。
そんなビーグルの特徴と飼う上での注意点とポイントについて書いていきます。

ビーグルの特徴
ビーグルの性格
ビーグルを飼うときのポイントと注意点
まとめ

ビーグルの特徴

ビーグルは、体高30〜40cm、体重9〜16kg程度の中型犬で、コンパクトな体つきをしています。

セントハウンドの仲間であり元々、狩猟犬として作出されたことから、鼻が非常に優れています。
そのため、嗅覚を頼りに、獲物の匂いを追うことが得意です。

また、活発で好奇心旺盛な性格を持っており、運動量が多い犬種でもあるため、
十分な運動や散歩が必要です。
注意点として、狩猟犬として産まれてきているため、狩猟本能が強く小動物に興味を持ってしまい、
興奮状態になりやすい事があります。そのため、落ち着かせるためのトレーニングが必要になります。

被毛については、ビーグルは短毛種ですがアンダーコートとオーバーコートの２層構造のダブルコートの犬種なので、換毛期があり抜け毛の多い犬種です。
そのため毎日ブラッシングをしてあげて、月１回程度定期的にシャンプーをしてあげるようにしましょう。

カラーについては、ハウンドカラーと呼ばれるトライカラーに始まり、レッド&ホワイト、レモン&ホワイト（レモンカラー）があります。
また、ビーグルは成長にするにつれて毛の色が少しずつ変化する特徴があります。
またレアカラーとして、レバーと呼ばるものやブルーと呼ばれるカラーがあります。

ビーグルの寿命は12〜15歳とされています。
先天性の病気にかかりにくい犬種であるため、比較的長生きのできる犬種です。

ビーグルの性格

ビーグルは、活発で好奇心旺盛な性格を持っています。
また、社交的で人懐っこく、家族や子どもたちとの触れ合いを楽しむことができます。
ただ、興奮しやす一面があるため、しっかりとしつけやトレーニングを行っておく必要があります。

ビーグルを飼うときのポイントと注意点

ビーグルを飼うときのポイントと注意点は以下の通りです。

運動量が多い犬種というのを忘れない！
ビーグルは元々狩猟犬だったため、十分な運動や散歩を必要とします。
十分な運動や遊びを提供することが健康に繋がります。
飼い主とコミュニケーションをしっかり取ろう！
ビーグルは社交的な性格もしているため、家族と一緒に過ごす時間を十分に確保しましょう。
また、定期的にドッグランやドッグカフェへ他のわんちゃんたちと遊べるようにお出かけをすると喜ぶ犬種です。
散歩の際にはリードをして周囲に気を配ることが必要です！
狩猟本能が強く、他の小動物に興味を持ちやすいため飛び出したり、いきなりリードを引っ張る可能性があるので散歩時は注意しておきましょう。
甘やかしすぎることはNG！
コミュニケーションを取る事が上手な犬種なため、可愛くてつい甘やかしてしまう人が多くいる犬種です。
ただ、甘やかしてしまうことで、頑固で自己中心的な性格を持つことがあります。
そのため適度なしつけと訓練を行い、飼い主との関係を築いていくことが大切になります。
冬場の寒さには注意しましょう！
ビーグルは短毛種なため寒いのが苦手なです。
そのため、暖かい場所での生活や、コートやジャケットなどの着用を検討することも必要です。
嗅覚が非常に優れている！
ビーグルは嗅覚が優れているため、家の中で食べ物を探すことがあります。
そのため、お腹空くと自分で勝手に探し、必要以上にフード食べてしまう可能性があります。
そういったことを防ぐため、ビーグルの届かないところに食べ物を置くようにしましょう。