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幸運の猫と『コラット』の特徴や歴史!飼う時の注意点やポイント

中型猫
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タイの北東にあるコラット地方で自然発生したと言われている猫種『コラット』
幸運の猫(シ・サワット)とも呼ばれている猫種でもあります。

そんな『コラット』についてご紹介しますね。

コラットの歴史

コラットは、タイのコラット地方で自然発生した猫と言われています。

起源はアユタヤ王朝時代(1350~1760年)にまで遡ると言われています。
この時期の文献にコラットの生息する猫シ・サワットという銀青色の猫の話が書かれています。
この時から幸福の猫と呼ばれていたようですね。

1880年代にイギリスで開催された猫展覧会にでシャム猫として登場したことが西欧への初めてだと言われています。

1959年にアメリカ合衆国で紹介され、1965年にアメリカで猫の品種として公認されました。
その後1972年にイギリスへ渡り、1975年に同地で猫の品種として登録されました。

コラットの特徴と性格

幸福の猫と呼ばれる猫『コラット』の特徴についてご紹介しますね。

コラットの特徴

コラットはセミコビーの体型をしています。
体重が2.5〜5kgほどの平均的な大きさの猫種です。

また、ペリドットとよばる宝石のようなグリーンの瞳の色が一般的で、イエロー、ゴールド、ヘーゼルといった色があります。
顔の形も独特なハートの型の顔をしています。

大型の猫のメインクーンなどと同じで猫の品種の中でも成熟までに時間がかかる品種でもあります。
一般的な猫は1年ほどで成熟しますが、コラットは成熟までに5年かけて成熟していきますよ。

他にも、コラットは他の猫と比べて聴覚や嗅覚が優れています
そのため、匂いや音に敏感な一面があり、大きな音や匂いなどに気を配ってあげる必要があります。

寿命は11〜15年ほどと平均な猫の寿命と同じです。
ただ、コラットは先天性の疾患として「GM1、GM2」を発症する例があるので、
定期的に動物病院で健康診断を受けるようにしましょうね。

コラットの被毛

コラットの被毛はロシアンブルーやシャルトリューと似ていると言われており、銀青の色をしており、毛先が白銀色に輝いて見えます。
稀に、ライラックやポイントカラーが入った子が産まれてくることがあり、その色を個体を固定化させようという動きも見られています。
また、毛質は光沢があり、細くシルクのような柔らかい毛触りしています。

シングルコートでもあるため、抜け毛が少ないことも特徴で、飼いやすいですよ。

コラットの性格

コラットは、マイペースで少し頑固な性格をしています。
また、頭がよく社交的な面があり、飼い主さんには甘えん坊な一面を見せてくれますよ。

飼い主さんには、よく甘えてきたり、近くに座ったり、膝の上に乗ったりとすごく甘えてきます。
また、プライドが高いため飼い主さんが他のペットと遊んでいるとジャマをしにきたりと嫉妬深い一面も見られますよ。

コラットは大変賢く、扉や引き戸を開けることが出来るようになったり、トイレの水を流したり、水道から水を出したり、おやつの隠し場所を見つけ勝手に食べたりと、さまざまなエピソードがあります。
そんな賢い猫なので、トリックや芸を覚えることも出来ますよ。

また、よく喋る猫で飼い主さんや家族と話す時には顔を見るようにして話しかけてくれますよ。
ただ、警戒している時の鳴き声は警報のような大きな声で鳴くこともあります。

コラットを飼う時の注意点とポイント

賢く甘えん坊な猫『コラット』
そんなコラットを飼う時の注意点やポイントにはどのような点があるのでしょうか?
以下ような注意する点がありますのでご紹介しますね。

コラットを飼う時の注意点やポイントは?
  • よく遊んであげる
  • 安全性に注意する
  • 定期的なブラッシングをしてあげる
  • 病気に注意する
  • 定期的な健康診断を受ける

この5つの点には注意してあげましょう。

よく遊んであげる

コラットは甘えん坊な性格をしており、子供っぽい一面があります。
また、筋肉質で運動量が結構必要な猫種です。

ストレスの溜まりやすい猫種でもあるので、おもちゃで一緒に遊んであげて飼い主さんとの絆を深めながら運動をしてストレスの発散をさせてあげましょう。

他にもキャットタワーを設置したり、キャットウォークを設置したりして1人でも遊べる場所や落ち着ける場所を作ってあげることも大切ですよ。

安全性に注意する

コラットは賢いため、ドアや窓、引き戸を開けることが出来ます。
そのため、脱走をしたり、猫にとって危険なものがあるところに行ったり、人の食べ物を誤食してしまったりと危険があります。

そのため、外出時などは安全にしっかり考慮してあげる必要があります。

定期的なブラッシングをしてあげる

コラットはシングルコートなので抜け毛が少ないですが、それでも定期的にブラッシングをしてあげることが大切です。

コミュニケーションを取るこも出来ますし、皮膚病の予防や早期発見にも繋がりますよ。

病気に注意する

コラットは、猫全般にかかりやすい病気はもちろんGM1やGM2といった遺伝子疾患になる場合があるため、
体調には気をつけてあげましょう。

定期的な健康診断を受ける

定期的に健康診断を受けることで、病気の早期発見や予防につながります。
そのため、定期的に獣医師さんに定期的に見てもらいましょう。

幸福の猫『コラット』の歴史と特徴や性格は?飼う時の注意点やポイントのまとめ

コラットは一時期、販売禁止されており、贈呈用として育てられていたこともあります。
日本では知名度は低いですが、海外では今でも愛されている猫種の一つです。
飼いたいという人は、海外のブリーダーを探すした方が見つかるかもしれませんね。

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