「動物の本は好きだけど、図鑑や解説ばかりだと少し難しい」
そんな子どもでも楽しみながら動物の生態に触れられそうな新しい児童書が登場しました。
株式会社Gakkenは2026年9月17日、人気の「ゆるゆる図鑑」シリーズから、ストーリーブック『ゆるゆるいきもの探偵物語』を2冊同時に発売しました。
物語の舞台はアフリカのサバンナと海。
動物たちから持ち込まれる謎や事件を追いながら、登場する生き物の意外な生態や、人間との関わりについても知ることができる作品です。
『ゆるゆるいきもの探偵物語』とは?
『ゆるゆるいきもの探偵物語』は、累計発行部数131万部を突破した「ゆるゆる図鑑」シリーズから生まれたストーリーブックです。
「ゆるゆる図鑑」は、4コマ漫画と本格的な生物解説を組み合わせたシリーズ。
今回の新作では、図鑑形式ではなく「物語」を通して生き物について学べる構成になっています。
物語の主人公は、ニホンカワウソの探偵「ワウ」と、スコティッシュフォールドの生物博士「スコはかせ」。
人間が大嫌いなワウと、人間も含めて生き物が大好きなスコはかせという対照的な2人が、動物たちから寄せられる依頼を解決していきます。
発売されたのは2冊
今回発売されたのは、次の2作品です。
『容疑者はサバンナの危険生物』
アフリカのサバンナを舞台に、さまざまな動物が登場する物語です。
本書には5つのショートストーリーが収録されており、動物の生態が事件解決の重要なヒントとして登場します。
例えば「だらだら 血まみれのカバ事件」では、血だらけに見えるカバをめぐる謎が描かれています。
一見すると不思議な出来事ですが、物語を読み進めることで、カバの体に関係する意外な生態を知ることができます。
『ねらわれたホホジロザメの城』
もう1冊の舞台は海。
こちらではホホジロザメなどの海の生き物が登場し、ワウとスコはかせが事件の謎に挑みます。
動物の特徴や生態を「事件を解くための情報」として使っているため、読者は物語を楽しみながら自然と生き物の知識に触れられる構成です。
動物の「生態」が事件解決のカギに
このシリーズの面白いところは、単純に動物を登場させるだけではない点です。
動物が持つ特徴や習性、生態そのものが、事件を解決するためのヒントになります。
「なぜこの動物はこんな行動をするの?」
「この動物の体にはどんな特徴があるの?」
といった疑問が、物語を読み進めるきっかけになります。
図鑑で生態を読むだけではなく、「知識を使って謎を解く」という形にすることで、子どもが生き物について考えるきっかけにもなりそうです。
密猟や赤潮など、人間と動物の問題も登場
本書では、動物の面白い生態だけでなく、人間と生き物の関係について考えられるテーマも扱われています。
作中には、密猟や赤潮など、人間の活動と関係する問題も登場します。
主人公のワウは人間を嫌っている一方、スコはかせは人間を含めたいきものが大好き。
異なる考えを持つ2人の視点を通して物語が進むため、動物だけでなく、人間と生き物がどのように関わっているのかを考えるきっかけにもなりそうです。
物語だけでなく、コラムやクイズも収録
本書にはストーリー以外のコンテンツも用意されています。
- いきものコラム
- マンガ
- 生き物に関するクイズ
- 生き物の特徴を学べるイラストレッスン
などが収録されています。
そのため、物語を読んで終わりではなく、登場した生き物についてさらに知識を深められる構成になっています。
小学校低学年から楽しめるフルカラーの本
対象は主に小学校低学年から。
すべての文章にふりがなが付いているほか、フルカラーで構成されています。
「図鑑は好きだけど、長い物語は苦手」という子どもでも読みやすいよう、短いストーリーを中心に構成されています。
「ゆるゆる図鑑」は2026年10月からアニメ化
今回の新刊だけでなく、「ゆるゆる図鑑」シリーズそのものにも新たな展開があります。
テレビアニメ『ゆるゆる図鑑』が、2026年10月4日から放送開始予定です。
テレ東系列6局ネットの「アニもり!」内で、毎週日曜日の朝7時から放送されます。
さらに、dアニメストア、TVer、U-NEXTなどでの配信も予定されています。
本で生き物に興味を持った子どもが、アニメをきっかけにさらに動物について調べるという楽しみ方もできそうです。
『ゆるゆるいきもの探偵物語』の商品情報
『ゆるゆるいきもの探偵物語 容疑者はサバンナの危険生物』
- 監修:今泉忠明
- 作:チームゆるゆる
- 絵:かげ、irorico
- 発売日:2026年9月17日
- 定価:1,320円(税込)
- 仕様:B6・144ページ
- 電子版:あり
- ISBN:978-4-05-206372-5
『ゆるゆるいきもの探偵物語 ねらわれたホホジロザメの城』
- 監修:今泉忠明
- 作:チームゆるゆる
- 絵:かげ、irorico
- 発売日:2026年9月17日
- 定価:1,320円(税込)
- 仕様:B6・144ページ
- 電子版:あり
- ISBN:978-4-05-206373-2
2冊とも2026年9月17日に発売されています。
まとめ
『ゆるゆるいきもの探偵物語』は、動物の生態を「知識」として読むだけでなく、「謎解き」という物語の中で楽しめるストーリーブックです。
カバやホホジロザメなど、さまざまな生き物が登場するだけでなく、密猟や赤潮など、人間と動物の関係に関わるテーマも描かれています。
「動物についてもっと知りたい」という子どもの好奇心を、物語から生き物の知識へつなげるきっかけになる本と言えそうです。
2026年10月からは「ゆるゆる図鑑」のテレビアニメも始まるため、今後さらに動物や生き物に興味を持つ子どもが増えるきっかけになるかもしれません。



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