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性格が悪い?シャム猫の歴史や特徴、性格は?飼うときの注意点とポイントについて

ペット
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おしゃべり猫の異名を持つ「シャム猫」は、『バーミーズ』と『コラット』と共にタイ猫とも呼ばれる猫種です。

その中でも「シャム猫」は特徴的な被毛の色合いを持つ猫種の一つです。
体の中央部分は淡いクリーム色やベージュ色で、「ポイントカラー」と呼ばれる顔や耳、しっぽなどの末梢部位が濃い茶色や黒色の特徴的な模様を持っている猫種です。
性格は活発で社交的なところがあり、飼い主に非常に愛着を持ち、一緒に遊ぶことが好きな猫種です。

そんなシャム猫について詳しくご紹介しますね。

シャムの歴史

シャム猫の歴史は古く、タイ(旧称:シャム王国)で数百年以上も前から飼われていたとされています
ただし、正確な起源は不明であり、諸説あるとされています。

1884年にイギリスに本国にわたり、ロンドンで行われたキャットショーで独特な毛色が注目を集めて、世界に広がりました。

イギリスの女王ヴィクトリアも、シャム猫の飼育者であり、その魅力を広める一役を果たしました。

血統登録団体ではシャムではなく、英語読みの『サイアミーズ』とした表記されています。

シャムの特徴

シャム猫は、『オリエンタル』体型の中型猫に分類されます。
体重は、オスが4〜7kg、メスが3〜5kgとオスの方が大きくなる傾向にあります。
体長は25〜27cmとされており、平均的な猫と同じらいの大きさになります。

シャム猫の特徴と言えば、被毛の色合いと濃いブルーの目です。
被毛は、体の中央部分が淡いクリーム色やベージュ色をしています。
顔や耳、しっぽなどの末梢部位が濃い茶色や黒色に染まる「ポイントカラー」と呼ばれる模様を持ちます。

このポイントカラー模様は、暑いと濃い色に寒いと白っぽい色に、気温によって変化する珍しい特徴でもあります。

また、シャム猫の被毛はシングルコートなので、ブラッシングの頻度が少なく、お手入れが簡単で抜け毛も少ないのが特徴です。
掃除が苦手な方や抜け毛の手入れが面倒な方にもおすすめの猫種ですよ。

目の色は濃いブルーをしています。
またこのブルーの瞳は、角度によって紅く色を変える特徴もあります。

『オリエンタル』体型のシャムですが、シャムという猫種の中に『モダンスタイル』と『トラッドスタイル』の2つのタイプに分かれています。
モダンスタイルは、よく見かけるシャムで、逆三角形の顔と離れ気味の大きな耳が特徴です。
トラッドスタイルのシャムは、丸顔で耳がモダンスタイルのものより小さくなっています。

寿命は12~15歳と平均的な猫の寿命より長いとされています。
購入金額は15~20万ほどが相場とされています。

性格が悪い?シャムの性格は?

シャム猫の性格は悪いとたまに聞きますが、そんなことはなく全く違う性格をしています
本来は警戒心は強く気まぐれな一面があり、活発で社交的な性格をしています。
また賢く、しつけもしやすいとされています。
その反面、飼い主に非常に強い愛着を持ち、一緒に遊ぶことが好きな猫種です。

『おしゃべり猫』の異名を持っており、大きな声でよくおしゃべりしてくれます。
また、一度気を許した相手には、肩や膝の上に乗って積極的に甘えたり、赤ちゃんのように後追いしてくれたり、近くで寝てくれたりします。
飼い主が家にいない時には、寂しさから鳴き声をあげることもあるので、自宅にいる時間が長い人向けの猫種でもあります。

飼い主とコミュニケーションを取ることが大好きで頭がいいため、言葉をよく理解し、トイレの場所や食事の時間などを覚えるのが早いです。
また、遊びに夢中になりすぎて、飼い主を傷つけてしまうこともあるため、適度なしつけが必要です。

以上が、シャム猫の性格の特徴です。
ただし、個体差があるため、必ずしも全てのシャム猫が同じ性格を持っているわけではありません。

シャムを飼う時の注意点とポイントは?

シャム猫を飼う際には、以下の6点の注意点やポイントが大切になります。

  1. 鳴き声が大きい
  2. 一緒に遊ぶ時間を取る
  3. 長時間独りにさせない
  4. 環境を整える
  5. 食事に注意する
  6. 定期的に健康診断を受ける

鳴き声が大きい

シャム猫は他の猫と比べて鳴き声が大きく、よく鳴きます。
うるさい環境が苦手な人や壁の薄いマンション(アパート)に住んでいる人には不向きかな猫種です。

一緒に遊ぶ時間を取る

シャム猫は遊ぶことが大好きで、飼い主と一緒にいることが好きなので、キャットタワーや独りで遊べるおもちゃ以外にも、飼い主さんが遊んであげることも大切です。

長時間独りにさせない

寂しがりな性格をしているため、長時間独りにさせてしまうと泣きすぎて喉を痛めてしまったり、ストレスでうつになってしまう場合があるので、長時間独りにさせないようにしましょう。

環境を整える

シャム猫は綺麗好きで寒さに弱く、遊ぶことが好きな猫種です。
そのため、トイレや餌場を清潔に保つことや寒くなりすぎないように空調の管理、キャットタワーなどの遊べるスペースを用意してあげましょう。

食事に注意する

肥満になりやすい傾向があります。
そのため、適切な食事や運動を与えることが重要です。定期的な運動や、高タンパク低脂肪の食事を提供することで、健康的な体型を維持することができます。

定期的に動物病院で検診を受ける

シャム猫は、一般的に健康で病気にかかりにくい猫種です。ただし、遺伝性の疾患や、肥満になりやすいという点には注意が必要なので、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

以上が、シャム猫を飼う際に留意すべき注意点やポイントです。

シャム猫の歴史・特徴・飼う時の注意点とポイントのまとめ

性格が悪い印象がある『シャム猫』ですが、本来は飼い主と一緒に過ごすことが大好きで活発で社交的な性格の猫種です。
寂しがりやな性格をしてるのでお年寄りや長時間留守にしない家庭に向いている猫種です。

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