「カエルの子供はおたまじゃくし」
これが常識だと思っていませんか?
最近、タンザニア東部アーク山脈の山岳森林で、卵ではなく直接子どもを産む樹上性ヒキガエルの新種3種が発見されました。
これらは
Nectophrynoides saliensis
Nectophrynoides uhehe
Nectophrynoides luhomeroensis
と命名され、DNA解析や標本の形態比較、鳴き声の違いから新種として認定されました。
胎生はカエルやヒキガエルでは非常に珍しく、全体の1%未満。
水辺に依存せず繁殖できるため、生息環境が限られた森林に適応しています。
東部アーク山脈は世界でも生物多様性が高く、多くの固有種が生息していますが、森林の減少によりヒキガエルの生息地も危機に瀕しています。
今回の新種発見は、保護活動の重要性を示すとともに、まだ未発見の種が存在する可能性を示しています。
参考記事: https://www.nhm.ac.uk/discover/news/2025/november/new-species-of-toads-that-birth-live-young.html
出典論文: https://vertebrate-zoology.arphahub.com/article/167008/


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