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人気犬種ランキング2025年最新版

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アニコム損保のデータに基づいた最新トレンドを紹介!

2025年の犬界に衝撃的なニュースが飛び込んできました。アニコム損保が発表した最新の人気犬種ランキングで、史上初めて**MIX犬(体重10kg未満)**が堂々の1位を獲得したのです。15年という長期間にわたって首位を守り続けてきた「トイ・プードル」を僅差で上回り、ついに王座交代が実現しました。

この結果は、現代の飼い主の価値観や住環境の変化、そして愛犬に求める特徴の多様化を如実に表しています。あなたの理想の愛犬ランキングには、どんな犬種がランクインしているでしょうか?

2025年人気犬種ランキングTOP10

このランキングは、2024年1月1日から12月31日にアニコムで新規契約した0歳犬約134,000頭を対象に集計されたものです。

順位犬種頭数割合(%)体格
1位(前年2位)MIX犬(10kg未満)25,79519.2小型犬
2位(前年1位)トイ・プードル24,93518.6小型犬
3位チワワ16,97112.7小型犬
4位柴(豆柴含む)7,7375.8中型犬
5位ミニチュア・ダックスフンド7,7235.8小型犬
6位ポメラニアン7,1585.3小型犬
7位ミニチュア・シュナウザー5,6654.2小型犬
8位フレンチ・ブルドッグ3,3082.5中型犬
9位(前年10位)マルチーズ3,1302.3小型犬
10位(前年9位)ヨークシャー・テリア2,6832.0小型犬
参考: https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/11183.html

※()内は前年順位

特集:人気急上昇中の「MIX犬」とは?

史上初の快挙達成

2025年、ついにMIX犬が総合1位を獲得しました。これまで純血種が上位を独占していた犬種ランキングにおいて、まさに歴史的な出来事といえるでしょう。

多様な組み合わせが魅力

MIX犬の人気の秘密は、その無限に近い組み合わせと個体差にあります。代表的な組み合わせと人気比率は以下の通りです:

  • マルプー(マルチーズ×トイ・プードル):17.1%
  • チワプー(チワワ×トイ・プードル):8.8%
  • チワックス(チワワ×ダックスフンド):8.2%

飼い主の意識変化

興味深いことに、「最初からMIX犬を迎えようと考えていた」飼い主は半数以上に上ります。これは、MIX犬が「仕方なく選ぶ選択肢」ではなく、積極的に選ばれる存在になったことを示しています。

飼い主からは「性格や容姿の変化が楽しめる」「他の犬とは違う個性がある」「散歩中の会話のきっかけになる」といった声が寄せられており、MIX犬ならではの魅力が広く認知されていることが分かります。

各犬種の特徴紹介

1位:MIX犬(10kg未満)

異なる純血種の掛け合わせによって生まれる犬種。両親の特徴を受け継ぎながらも、予想外の性格や見た目を見せることがあり、それが魅力の一つ。一般的に純血種よりも健康で長寿の傾向があるとされています。

2位:トイ・プードル

知性が高く、しつけがしやすい小型犬の代表格。巻き毛でアレルギーを起こしにくく、様々なカットスタイルを楽しめます。活発で人懐っこい性格で、家族との絆を深く築きます。

3位:チワワ

世界最小の犬種として知られ、大きな瞳と立ち耳が特徴的。体は小さいものの勇敢で警戒心が強く、優秀な番犬にもなります。飼い主に対する愛情が深く、甘えん坊な一面も。

4位:柴(豆柴含む)

日本原産の中型犬で、凛々しい表情と巻き尾が印象的。独立心が強く、主人に忠実な性格です。豆柴は柴犬を小型化したもので、マンション暮らしでも飼いやすいサイズ感が人気。

5位:ミニチュア・ダックスフンド

胴長短足の愛らしい体型で、元々は穴熊狩りのために作られた犬種。好奇心旺盛で活発、家族思いの性格です。毛色のバリエーションが豊富で、毛質も3種類あります。

6位:ポメラニアン

ふわふわの被毛と小さな体が愛らしい超小型犬。明るく活発な性格で、飼い主の注意を引くのが上手です。警戒心があり、よく吠える傾向があるため番犬としても優秀。

7位:ミニチュア・シュナウザー

口ひげのような長い被毛が特徴的なドイツ原産の犬種。知性が高く、しつけやすい性格です。人懐っこく、子どもとの相性も良好。定期的なトリミングが必要です。

8位:フレンチ・ブルドッグ

ぺちゃんこの鼻と立ち耳、筋肉質な体が特徴的。温厚で人懐っこく、子どもにも優しい性格です。運動量はそれほど多くありませんが、暑さに弱いため夏場の管理に注意が必要。

9位:マルチーズ

純白の絹のような被毛が美しい小型犬。温厚で人懐っこく、家族に対する愛情が深い犬種です。抜け毛が少ないため、アレルギーのある方にも飼いやすいとされています。

10位:ヨークシャー・テリア

「動く宝石」と称される美しい被毛が自慢の超小型犬。勇敢で活発な性格で、体は小さくても番犬としての能力も持っています。甘えん坊で飼い主との絆を深く築きます。

小型犬人気が続く理由

今回のランキングでも、TOP10のうち8犬種が小型犬という結果になりました。大型犬はTOP10圏外という状況が続いています。

この傾向の背景には、現代の住宅環境が大きく影響しています。マンションやアパートでの生活が一般的になり、限られたスペースでも飼いやすい小型犬が選ばれやすくなっているのです。また、散歩の負担が少ない、餌代などの維持費が抑えられる、高齢の飼い主でも世話がしやすいといった実用的な理由も小型犬人気を支えています。

中型犬では、日本犬の代表格である柴犬と、愛嬌のあるフレンチ・ブルドッグが安定した人気を維持しており、小型犬とは異なる魅力で多くの飼い主に愛され続けています。

ランキング外で注目の犬種(11〜30位)

TOP10には入らなかったものの、順位を上げて注目を集めている犬種も複数あります。

上昇トレンドの犬種

  • ビション・フリーゼ:15位 → 14位(綿あめのような白い被毛が特徴)
  • ボーダー・コリー:22位 → 18位(牧羊犬として活躍した知性的な犬種)
  • シベリアンハスキー:28位 → 26位(オオカミのような凛々しい外見)
  • スタンダード・プードル:30位 → 27位(大型のプードルで知性と優雅さを兼ね備える)

大型犬としてはゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、シベリアンハスキー、スタンダード・プードルがランクインしており、住環境に余裕のある家庭では依然として根強い人気を誇っています。

トレンド解説&今後の展望

トイ・プードル15年王座からの交代

2010年から2024年まで、実に15年間にわたって首位を守り続けてきたトイ・プードル。その人気の理由は、高い知性、しつけのしやすさ、アレルギーを起こしにくい被毛、豊富なカットバリエーションなど、小型犬に求められる要素を高いレベルで備えていたことにありました。

しかし、2025年についにMIX犬に首位を明け渡すことになりました。これは決してトイ・プードルの魅力が薄れたわけではなく、むしろ飼い主の価値観がより多様化し、「唯一無二の個性」を求める傾向が強まったことの表れといえるでしょう。

MIX犬増加の背景

MIX犬人気の背景には、いくつかの社会的要因があります。まず、SNSの普及により、他の犬とは違う特別な見た目や性格の犬が注目を集めやすくなったことが挙げられます。また、「個性重視」の現代的な価値観が、画一的でない存在であるMIX犬の魅力と合致したことも大きな要因です。

さらに、MIXブリードの技術向上により、より健康で魅力的なMIX犬が生まれるようになったことも人気を後押ししています。

今後の注目ポイント

今後注目すべきは、中型犬や大型犬の復権です。リモートワークの普及により在宅時間が増え、より大きな犬を飼える環境が整った家庭も増えています。また、アウトドア活動の人気が高まる中で、一緒にアクティビティを楽しめる中・大型犬への関心も高まっています。

まとめ

2025年の人気犬種ランキングは、MIX犬の歴史的な首位獲得という大きな変化を見せました。しかし、依然として小型犬人気は根強く、TOP10の大部分を占める結果となっています。

愛犬を選ぶ際には、ランキングだけでなく、ご自身のライフスタイル、住環境、家族構成などを総合的に考慮することが重要です。どんな犬種であっても、適切な飼育環境とたっぷりの愛情があれば、かけがえのないパートナーとなってくれるでしょう。

あなたが理想とする犬種ランキングはいかがでしょうか? 実際に飼っている愛犬の魅力や、これから迎えたい犬種について、ぜひ周りの愛犬家の方々と語り合ってみてください。


参考情報・データ出典

  • アニコム損害保険株式会社『人気犬種ランキング2025』(2025年1月28日発表)
  • 調査対象:2024年1月1日〜12月31日にアニコムで新規契約した0歳犬約134,000頭
  • 集計方法:アニコム損保の保険契約データに基づく統計調査

本記事は2025年8月時点の情報に基づいて作成されています。犬種選びの際は、最新の情報や専門家のアドバイスも参考にしてください。

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