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日本に生息する10種類の珍しい動物たち

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日本には多様な自然環境があり、そこで生息する珍しい動物たちも多く見られます。

以下に、日本に生息している珍しい動物を10種類をご紹介します。

どれも絶滅の危機あるいは、絶滅したといわれている動物をご紹介しています。

1. イリオモテヤマネコ (Iriomote yamaneko)

  • イリオモテヤマネコの特徴
    イリオモテヤマネコは、ヤマネコの亜種であり、体長約50~60cm、尾の長さ約20~30cmです。全身が黒褐色の斑点で覆われています。
  • 生息している場所とおよその生息数
    沖縄県の西表島にのみ生息しています。生息数は推定100頭以下とされ、非常に希少な猫科の動物です。
    1991年に絶滅危惧種(EN)として登録されました。
    また、日本の特別天然記念動に定められています。
  • 減少している理由
    森林の減少や交通事故、外来種(野良猫やマングース)との生存競争が主な原因になります。

2. アマミノクロウサギ (Amami no kuro usagi)

  • アマミクロウサギの特徴
    アマミノクロウサギは、日本固有のウサギで、黒い体毛が特徴です。耳は短く、足も太めです。
  • 生息している場所とおよその生息数
    鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息しています。生息数は推定5,000~10,000頭です。
    1991年に絶滅危惧種(EV)に登録されました。
    また、日本の特別天然記念動に定められています。
  • 減少している理由
    森林の減少や外来種(マングースやノネコ)による捕食などが主な原因になります。

3. ツシマヤマネコ (Tsushima yamaneko)

  • ツシマヤマネコの特徴
    ツシマヤマネコは、対馬に生息するヤマネコで、体長約50~70cm、尾の長さ約20~25cmです。全身が灰褐色の斑点で覆われています。
  • 生息している場所とおよその生息数
    長崎県の対馬にのみ生息しています。生息数は推定100頭以下です。
    1991年に絶滅危惧種(EN)に登録されました。
  • 減少している理由
    生息地の減少や交通事故、野良猫からの病気や感染症によるもの、生存競争などが原因で減少していると言われています。

4. ニホンカモシカ (Nihon kamoshika)

  • ニホンカモシカの特徴
    ニホンカモシカは、山岳地帯に生息するシカの一種で、体長約120cm、肩高約60~90cmです。全身が灰褐色の毛で覆われています。
  • 生息している場所とおよその生息数
    本州、四国、九州の山岳地帯に広く分布しています。正確な生息数は不明ですがおよそ10,000頭ほどといわれています。環境保護法により保護されています。
    1979年に絶滅危惧種(NT)に登録されました。
    また、日本の特別天然記念動に定められています。
  • 減少している理由
    減少している理由は森林伐採や開発による自然環境の破壊が原因とされています。

5. ヤンバルクイナ (Yanbaru kuina)

  • ヤンバルクイナの特徴
    ヤンバルクイナは、飛べない鳥で、体長約35cm、足が長くて赤いのが特徴です。羽は黒と白の縞模様です。
  • 生息している場所とおよその生息数
    沖縄県の本島北部(ヤンバル地域)に生息しています。生息数は推定1,000~2,000羽です。
    1993 年に絶滅危惧種(EN)として登録されました。
  • 減少している理由
    主な減少理由の一つとして、外来種(マングースやネコなど)による捕食が原因とされています。
    他にも交通事故や森林などの自然破壊が原因だと言われています。

6. オオサンショウウオ (Ōsanshōuo)

  • オオサンショウウオの特徴
    オオサンショウウオは、世界最大級の両生類で、全長は最大で約1.5メートルに達します。体は暗褐色で、滑らかで湿った皮膚を持っています。
  • 生息している場所とおよその生息数
    主に西日本の河川に生息しています。正確な生息数は不明ですが、減少傾向にあるため保護されています。
    1991年に絶滅危惧種(EN)として登録されています。
    また、日本の特別天然記念動に定められています。
  • 減少している理由
    河川の改修や川の汚染によることが原因とされています。
    最近では、中国オオサンショウウオとの遺伝子汚染が原因でもあります。

参考URL:https://www.asahi.com/articles/ASS5X05F7S5XULBH007M.html

7. ニホンザル (Nihon zaru)

  • ニホンサルの特徴
    ニホンザルは、顔と尻が赤いことで知られる中型のサルで、体長は約50~60cm、体重はオスで約10kg、メスで約8kgです。
  • 生息している場所とおよその生息数
    北海道から九州までの広範囲に生息しています。生息数は約100,000頭とされています。
    2000年に準絶滅危惧種(NT)として登録されましたが、現在では低危険種(LC)に改善されています。
  • 減少している理由
    山林の農地化や都市化による生息地の減少や交通事故、人間との接触によることが原因で減少していると考えられています。

8. ケナガネズミ (Kenaga nezumi)

  • ケナガネズミの特徴
    ケナガネズミは、長い体毛が特徴のネズミで、体長は約12~18cm、尾の長さは約15~20cmです。体毛は茶色から灰色です。
  • 生息している場所とおよその生息数
    沖縄県の本島と周辺の島々に生息しています。生息数は減少しており、絶滅が危惧されています。
    1991年に絶滅危惧種(VU)として登録されましたが、現在ではさらに減少しており絶滅危惧種(EN)とされています。
  • 減少している理由
    環境破壊による生息地の減少や外来種による捕食が原因で減少しています。

9. ニホンカワウソ (Nihon kawauso)

  • ニホンカワウソの特徴
    ニホンカワウソは、かつて日本全土の河川に生息していたが、体長約65~80cm、尾の長さ約35~40cmのカワウソです。体は茶褐色で水中生活に適応しています。
  • 生息している場所とおよその生息数
    1979年を最後にそれから目撃例がなく、2012年に絶滅種として認定されました。
    一部の目撃情報があるため、生存している可能性もあります。
    ただ、ある地域を中心に有力な目撃情報も確認されている。
    ※正確な情報をもとにしていますが、環境問題に関わることのためここでは伏せさせていただきます。
    ご了承ください。
  • 絶滅した理由
    乱獲による減少、水質汚染や河川の環境の変化により、生息域が少なくなってしまったことによる影響だと言われています。

10. シマフクロウ (Shima fukurou)

  • シマフクロウの特徴
    シマフクロウは、日本最大のフクロウで、翼を広げた幅は約180cmに達します。全身が茶褐色で、夜行性の鳥です。
  • 生息している場所とおよその生息数
    主に北海道の森林地帯に生息しています。生息数は約150羽ほどとされ、非常に希少です。
    1994年に絶滅危惧種(EN)として登録されました。
    また、日本国内においては、天然記念物としても登録されており、環境省が定めるレッドリストには絶滅危惧種(CR)として定められています。
  • 減少している理由
    減少している理由としては、森林の伐採などによる生息地域の減少、交通事故や感電死など人間に関わる事故などが原因で減少しています。
    また、生存数が少ないため近親交配による感染症などに弱い個体が増えていることも原因の一つと考えられています。

今回はここまで!

これらの動物たちが絶滅あるいは、絶滅の危機に瀕している動物たちになります。
ここに紹介されている動物は一部にすぎません。

全て含めると926種もの動植物が絶滅の危機に瀕しており、保護活動が行われています。

これらの動植物を守るために私たちができることはなんでしょうか?
考えてみてくださいね!

では今回はこの辺で・・・

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