犬を今から飼いたい方企画第4回年齢別に飼い方や注意点についてご紹介します。
『心構え』や『必要な道具について』は前回の記事でかいているのそちらを参考にしてみてくださいね。
今回は、『子犬を迎え入れたい!』『子犬を迎え入れた』という方に、
「注意すべきポイント」や「こういう時どうしたらいいの〜」という
よく起こる問題の解決方法についてお伝えしていきますね。
「初めて子犬をお迎えした方」
「これから子犬をお迎えしようとお考えの方」
「しつけ方がわからない方」
ぜひ参考にしてみてくださいね。
子犬のしつけが不安な方におすすめ
『子犬育ての決定版!獣医師監修【こいぬすてっぷ】』
子犬の時期がなぜ大切なのか?
あなたは何歳までが子犬という基準なのかご存知でしょうか?
犬の成長段階には大きく6段階に分かれています。
新生児期〜少年期ごろまでが子犬の時期とされており、この期間はとても大切期間になります。
まず子犬を迎え入れるには、ブリーダーかペットショップで購入することが一般的です。
この期間のうち生後56日間の間は母親や兄妹から引き離さない方がいいとされています。
その理由は犬の特徴である社会化(人間社会や犬社会と馴染むこと)をすることにあります。
犬の社会化の時期は生後3週〜12週までの間とされており、その期間のは犬にとって今後に関わる大切な時期になります。
前半、6〜8週目までは母犬や兄妹から犬の社会を覚える時期で、8週目以降が人間社会を覚える時期になり、ペットショップで販売される時期も8週目以降が多くなります。
8週目以降からは、人間社会を学ぶ時期になり、引き取られた各家族のルールを覚えていきます。
子犬を迎え入れたら最も注意すべき期間は!生後5〜10週目の恐怖期
『3つ後の魂100まで』
という言葉があるように、わんちゃんにとっても同じ時期があります。
この子犬の時期は、自我の形成にとっても大切な期間になります。
犬種や個性によって違いはありますが、生後5〜6週間ごろから新しい事や音などを警戒し始める時期になります。
この期間は10週ごろまで続き、8週〜10週間が顕著に現れその期間を「恐怖期」といいます。
この期間に嫌なことが起こると、生涯にわたって影響が残ると言われてます。
子犬の時期は大切!成犬や老犬とは違った大切さ!
子犬から飼いたい人や飼い始めたという方の方が老犬や成犬から飼い始める方より断然多いです。
だた、この子犬の時期はわんちゃんにとってとても大切な時期になります。
この時期に育て方、しつけ方を間違ってしまうと、分離不安症や問題児になってしまう可能性があるので、この時期の大切さをしっかり理解して飼い始めてくださいね。
しつけをする大切さ
この期間のわんちゃんは色々なことに興味があり、しつけをするのにもピッタリの年齢でもあります。
はじめは『まて』や『ふせ』ではなく、トイレのしつけから始めましょう。
並行して、飼い主さんや家族のことを安全な人だよというのを伝えてあげましょう。
犬種や個性にもよりますが、生後2〜3ヶ月目ぐらいから本格的に『まて』『ふせ』『おて』などのしつけを行いましょう。
このときもあなたや愛犬が楽しみながらできると覚えてくれるのが早いですよ。
ただ、恐怖期の生後10週まではしつけ方にも注意が必要です。
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子犬の時期は育て方が大切!
この期間は子犬の今後の成長に大きく関わってくる時期になります。
この時期に甘やかしすぎたり、叱りすぎたりすると問題行動を起こしやすい性格の子になってしまう可能性が高くなるので、愛情を持って育ててあげることが大切になります。
人間の社会性を身につけてあげられるかは飼い主であるあなたの育て方にかかっています。
わんちゃんの社会化の大切さ
犬にとっての社会化は大切なことです。
社会化ができていないと外の音や室内の音に反応して『無駄吠え』や『他の犬や動物と遊んでると噛んでしまう』ということが起こってしまいます。
最悪の場合は愛犬が殺処分になる可能性もあるため、しっかり社会化できるようにしてあげる必要があります。
散歩をタイミング
社会化をさせよう!と散々書いていますが、他のわんちゃんと遊べるようになるのは、混合ワクチンを打って免疫力をつけてからになります。
混合ワクチンを受けれるようになり、免疫力がついてからの3〜4ヶ月以降から始めるようにしましょうい。
散歩もこれぐらいの時期にはじめるといいですね。
子犬の時期に起こりやすい問題は?
子犬を飼っている方からお問い合わせい頂く内容はいくつかあります。
よく聞かれている内容にをいくつかご紹介したいと思います。
子犬の時期に起こりやすい問題①無駄吠え
一番多い内容が無駄吠えに関する物です。
無駄吠えの原因はさまざまですが、代表的なものをご紹介しておきます。
無駄吠えの解決方法
この子犬の時期であれば、『ダメ』と叱り、吠えなかった時には褒めてあげましょう。
環境や状況になれさせてあげることも大切です。
上記のことをするためには、愛犬との信頼関係を築く必要性があるため、
コミュニケーションを多く取るようにしましょう。
子犬の時期に起こりやすい問題②誤食
子犬の時期は、警戒心がなくなんでも食べてしまうことがあります。
紙やナイロンといった無機物だけで無く、わんちゃんには食べてはいけないものがいくつかあります。
食べ物についてはさまざまなところでご紹介されていますが、一番誤食の危険がある物は観葉植物です。
よく置かれている観葉植物、ポトス、モンステラ、ガジュマル、フィカスには樹液には毒性があります。
人間でも樹液に触れると痒みや荒れたりすることがあります。
誤食の解決方法
まず、子犬の行動範囲には口に入るようなものを置かないようにしましょう。
観葉植物を置かれている方は、子犬が届かないところに置くか、サークルで区切るようにしましょう。
子犬の時期に起こりやすい問題③攻撃行動
攻撃行動には噛む・威嚇といったものがあります。
誰に攻撃行動がでるのかで解決すべきポイントが変わってきます。
人に対してなのか、動物に対してなのか、によって解決する方法が変わりますが、原因は社会化の不足によるものか、信頼関係ができていないことが原因になっていることが多くあります。
攻撃行動の解決方法
この時期の攻撃的行動は反抗期や遊びの一つ、で起こることが多いため年齢を重ねていくと落ち着く場合があります。
この時期に注意しないといけないことは、噛み癖をつけさせないことが大切になります。
まとめ
いかがっだったでしょうか?
子犬の時期はワンちゃんにとってとても大切な期間になります。
子犬からお迎えする場合は以下点に注意が必要になります。
きちんと社会化を助けてあげて、より愛犬が楽しく生活できるように努めてあげてくださいね。
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