今回は猫をこれから飼いたいという方向けに猫の飼育経験20年の私が教える、猫を飼う時に必要な道具を『絶対に必要なもの』と『あると楽しめる(あった方がいいもの)』の2つに分けてお伝えします。
『猫を飼い始めたけど何を飼えばいいかわからない』
『猫を飼うのに何が必要なの?』
『できる限りお金をかけずに猫を飼いたい』
と思っている方は参考にしてみてくださいね。
猫ちゃんをこれから飼う方はこちらの『猫をこれから飼いたい方必見!猫を飼うための6つのステップ』も参考にしてみてくださいね。
猫を飼うためにどれぐらいのかかるの?
猫を飼うためにかかる費用は初期費用で最低でも1万程度は必要になります。
そこから、猫に楽しんでもらうための用品を購入すると安くても3万ほど必要です。
ランニングコストは毎月5千〜1万5千程度必要だと言われています。
詳しい猫にかかる費用を知りたい方はこちらを参考にしてみてくださいね。
猫を飼うために必ず必要な5つの用品
まず猫を飼うために必ず必要なものをお伝えします。
猫用トイレ
猫を飼う時には必ず必要です。
ねこちゃんはわんちゃんのようにトイレシートにするわけではなく、砂や土などにする習性があります。
そのため、猫ちゃんを飼う時は猫用のトイレと砂と呼ばれるものを準備する必要があります。
猫ちゃんのトイレを用意するときは、飼っている猫+1個トイレは用意してほうがいいと推奨されています。
トイレの砂は、紙タイプのものがあったり、木材のものがあったり、香りが出るものがったり色々な種類のものがあります。
いろいろありますが、猫ちゃんの個性にしない砂もありますので、愛猫に合わせてあげましょう。
初めは紙の固まるタイプが掃除もしやすくコスパもいいのでおすすめですよ。
また、猫用のトイレも、壁があるタイプや開放的なタイプのものさまざまです。
猫ちゃんの個性によって好きなタイプに違いがあるため、2つのタイプを設置するとがいいですよ。
▼おすすめの猫トイレ
▼おすすめの猫砂
猫用食器
次に必要なものは猫ちゃんの餌と飲み水用の器です。
餌皿はそこの高いものやテーブルの上に置いてあげたほうが食べやすので、ちょっと高さのあるものを使ってあげるといいですよ。
飲み水用の器は猫ちゃんによっては普通の容器に入れても飲まないことがあります。
これは、猫ちゃんの目には給水機の中に何もないように見えているためだと言われています。
そのため、水をしっかり与えたい場合は、電動の給水機にしてあげることで水をよく飲むようになりますよ。
▼猫用フードトレイ
▼おすすめ給水気GEXピュアクリスタル
どちらも我が家で愛用しています。
フードトレイを使うと食べやすいのか、食べる時間が早くなりましたよ。
ピュアクリスタルを導入することで明らかに水を飲む回数がふえついでにトイレの回数もふえたので、猫に多い尿疾患の病気の予防にもつながりますよ。
キャリーバッグ
病院に連れて行くときに必要になるので、かならず購入しておきましょう。
また、病院によっては洗濯ネットに入れてから、連れてきて欲しいという動物病院もあるため、洗濯ネットも一緒に買っておくといいですよ。
おすすめは折りたたみでのできるタイプでサイズも少し大きめのものがいいですよ。
収納スペースに困ることもないですし、大きいものだともし災害が起こった時にも一緒ににげることができます。
▼おすすめのキャリー
ブラシ
ねこちゃんは毛がよく抜けます。
そのため、最低でも一週間に一回はブラッシングが必要になります。
自分で頻繁にグルーミングをする子は抜け毛は少ないですが、ノミやダニなどの発見や病気の予防・早期発見にもつながりますので、してあげるようにしましょう!
長毛種の猫であれば、ブラシ以外にもクシがあるとより毛並みを綺麗にたもつことができるので、余裕がある方は用意しておきましょう。
フード
最後はフードです。
まずは、お迎えしていた場所で食べていたフードを購入しましょう。
ねこちゃんは結構グルメなところがあるため、同じものを食べ続けると飽きたり、美味しいものを食べた後だと、好みでないものはあまり食べなくなることもあります。
そのときのために、愛猫が好きなフードを何種類か把握しておくことも大切ですよ。
ちなみに我が家の愛猫は自家製フード>シーバー(かりかり)>パウチウェット>缶詰>カリカリの順番で好きでしたよ。
どうしもフードを食べない場合は鰹節をかけると食べるようになることもあります。
▼おすすめフード
猫を飼う時にあったほうがいい用品
ここから紹介する用品は、より猫のかわいさを知ることができたり、猫ちゃんにとってより良い環境にすることができます。
余裕があれば以下の商品を導入してみましょう!
猫を飼う時にあったほうがいい用品①キャットタワー
キャットタワーを設置すると、猫ちゃんの平面では見られないアクティブな姿をみることができます。
また、避難場所にもなるため、猫ちゃんが落ち着いて眠ることもできます。
他にも、爪研ぎが一緒についてるため、爪とぎを導入しなくてもいい可能性もあります。
ただ、猫ちゃんの性格によっては全く利用しないこともあります。
我が家歴代の猫ちゃんたちは、誰もキャットタワーを使うことはありませんでした。
▼おすすめ小型キャットタワー
今回ご紹介したのは、一人暮らしの環境でもちょうどいいサイズのキャットタワーでした。
他にも色々なサイズがあるので、こちらでもご紹介しています。
キャットタワーの導入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
coming soon
猫を飼う時にあったほうがいい用品②おもちゃ
おもちゃもあると愛猫と遊ぶことができ、いつもと違った一面をみることができます。
おもちゃもさまざまですが、初めは猫じゃらしのようなものをがおすすめですよ。
一つ注意点として、ライトを使ったおもちゃは使わないようにしましょう。
アメリカの研究でライトを使って遊ぶ子は強迫性障害になりやすいという研究結果も発表されています
▼おすすめ猫のおもちゃ12個セット
猫を飼う時にあったほうがいい用品③おやつ
おやつもあると愛猫とのスキンシップにもつながります。
猫ちゃんの好みになりますが、一番有名なものでチュールがおすすめですよ。
ただ、おやつも好みがあり、全ての猫ちゃんにおすすめと言えるものではないので愛猫に合ったものを見つけてあげてくださいね。
我が家の歴代猫ちゃんで一匹だけチュールのことが嫌いな子がいました。
▼おすすめチュール
猫を飼う時にあったほうがいい用品④猫の寝床
猫が安心できるスペースとして寝床をいくつか用意しておくといいですよ。
寝床にもいろいろ種類があり、クッションのようなものから、箱状のものや全体が覆われているものさまざまです。
商品によって特徴が違いますが、初めて導入する方は浅い箱状のものがおすすめですよ。
▼おすすめ猫の寝床
猫を飼う時にあったほうがいい用品④ケージ
猫アレルギーや悪戯をするような子であったり、色々な事情で外出時や就寝時に愛猫を部屋の中に放し飼いできない方は、ケージがあるといいですよ。
猫ちゃんのケージは比較的大きいもののため、設置場所をえらびますが、掃除する時などもあると便利なのでスペースに余裕があるなら、猫の頭数分は用意してあげるといいですよ。
猫を飼う時にあったほうがいい用品⑤爪研ぎ
爪研ぎもあった方がいい用品の一つです。
ねこちゃんによっては爪研ぎをセットしても全く使ってくれないこともありますが、ソファや壁紙での爪研ぎを防ぐこともできるかもしれませんよ。
爪研ぎにもダンボールのような紙製品のものと、紐を巻いているポールタイプのもの大きく2つに分けることができます。
どちらも特徴やデメリットがあるので爪研ぎについて知りたい方はこちらをご覧ください。
はじめて購入するのであれば、紙のものがおすすめですよ。
また、キャットタワーを導入する場合は、爪研ぎもセットになっていますよ。
▼おすすめ爪研ぎ
まとめ
猫の飼育に必要な道具をご紹介しました。
初めて猫を飼う場合は必要なものだけを集めて、少しずつ愛猫の性格に合わせて、用品を揃えていくといいですよ。
20年間一緒に暮らして思うことは、年齢によって好みが変わります。
大体、生まれて2歳ぐらいまでに1回、4歳ごろに1回、8〜10歳ごろに1回、13〜15歳ごろに1回
合計4回ほど好みが変わるタイミングがあります。
遊ばなくなったりたらおもちゃをあまり食べなくなったらフードを色々試してみるといいですよ。
他にも猫の飼い方や飼う時に注意する時のポイントなどを知りたい方はこちらの
『猫をこれから飼いたい方必見!猫を飼うための6つのステップ』
を参考にしてみてくださいね。
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