モルモットは見た目が可愛らしく、愛嬌があるためペットとして人気の高い生き物です。
『モルモット』という呼び方は日本固有のもので、海外ではギニーピッグ(ギニアピック)と呼ばれています。
今回はそんなモルモットの飼い方・注意点や飼うときに必要な道具をご紹介していきますね。
モルモットってどんな生き物?
モルモットは、小型哺乳動物であり、齧歯目に属するネズミの仲間になります。
南アメリカ原産の哺乳動物です。
モルモットは、家族向けのペットとして人気があり、飼育されることがあります。
また、実験用の動物としても利用されることがあり、医学や生物学の研究に役立てられています。
品種にもよりますが、一般的な特徴として、モルモットは比較的小さく、丸い体形を持ち、短い足と尾を持っています。
また、被毛は短くて柔らかく、さまざまな色や模様があります。
モルモットの性格は、社交的でおおらかで人懐っこく、人間に慣れやすい特徴があります。
モルモットは草食動物であり、野菜や果物、牧草などを食べます。
飼う際には、適切な食事や環境、そして愛情を与えてあげることが重要です。
モルモットの品種はどれぐらいあるの?
モルモットと言っても品種がいくつか存在しています。
最もポピュラーな品種は短毛のイングリッシュモルモット(スタンダート)でよくペットショップでも販売されています。
他には、シェルティモルモット、テディモルモット、レックスモルモット、スキニーギニアピック、アビシニアン、クレステッド、ペルビアンといった種類があります。
モルモットの種類について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
初めてモルモットを飼うときに必要な道具7選
モルモットを飼い始めるにあたり、これだけは用意するもの7つをご紹介します。
モルモットの飼育に必要な道具①ケージ
普段モルモットが過ごす場所であり、幅60cm程度で高さ30cm程度のものを用意してあげましょう!
モルモット用というものはあまり売られてないので、うさぎ用のケージでもOKです。
モルモットの飼育に必要な道具②餌いれ
次に必要な道具は餌いれです。
モルモットの餌いれは通常のフード(ペレットなど)を入れる物と牧草を入れるものを用意しましょう。
また、ひっくり返されないようにケージに固定できるものだといいですよ。
モルモットの飼育に必要な道具③給水器
次に紹介するものは給水器です。
給水器も餌入れと同じようにケージに固定できるボトルタイプのものがおすすめです。
お皿タイプのものや床に置くタイプのものだと、モルモットにひっくり返されて日々の管理が大変になりますよ。
モルモットの飼育に必要な道具④床材
モルモットの床材には、スノコやペレット、ウッドチップがありますが、本来のモルモットの生態から牧草がおすすめです。
ですが、床材は定期的に掃除をしないといけないため、管理のしやすさも大切になります。
そのため、安全性や管理のしやすさを総合的に判断して選びましょう。
モルモットの飼育に必要な道具⑤巣箱
次に必要な道具は巣箱です。
モルモットは臆病な性格をしているため、隠れてリラックスできるようなスペースが必要になります。
そのため、巣箱はモルモットが入っても横になれるぐらいの広さは必要です。
また、モルモットはなんでも齧る習性があるため、巣箱は齧られてもいいような物にしましょう。
モルモットの飼育に必要な道具⑥かじり木・おもちゃ
次はかじり木やおもちゃです。
モルモットには何かを齧る習慣があります。
齧れるおもちゃやかじり木を設置しておくとストレスの発散や、歯が伸びすぎないように健康維持にもつながりますので設置するようにしましょう。
モルモットの飼育に必要な道具⑦キャリーバック
最後に紹介するものがキャリーケースになります。
ケージを掃除するときの一時避難場所や動物病院に連れて行く時などに必要となります。
一時的なものなのでそこまで大きいものは必要ありませんが、モルモット用のキャリーは売っていないことがあるため、ウサギ用などの小動物用を使用しても問題ありませんよ。
他にも、モルモットの初めて飼育セットも売っていますので、そちらを購入すれば、キャリー以外のものは揃っていますのでオススメですよ。
モルモットの飼う時の飼い方と注意点について
モルモットを初めて飼育する人向けに、日々の管理やモルモットを飼う時に注意するべきポイントをいくつかご紹介します。
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モルモットの飼い方(日々の管理)
モルモットを飼育するには3つの日々の管理が必要になります。
- 餌やり
1日2回牧草(チモシー)を主食としてペレットを与えるようにしましょう。
- 水やり
毎日新しい水に交換してあげて、新鮮な水を与えるようにしましょう。
できれば毎日2回交換することをオススメします。
- 掃除
毎日床材やケージの掃除をしましょう。
短時間ですることを心がけて、モルモットにストレスがかからないようにしてあげましょう。
あと注意点として、自分の臭いが残っていないと落ち着かないので、床材の掃除の時に綺麗な部分は置いておくようにしましょう。
この3つが基本的な日々の管理になります。
あとはケージから出してあげて運動させてあげたり、コミュニケーションをとってあげましょう。
モルモットを飼う時に注意するべき7つ事
モルモットを飼育すると時に注意するべきポイントが7つあります。
他にも飼育環境によっては注意するべきポイントが出てきますが今回は7つ紹介しておきます。
モルモットには与えてはいけない食べ物がある
モルモットには与えてしまうと、体調が悪くなったり最悪の場合は死んでしまう可能性があるため、以下のものは与えないようにしましょう。
上記のものも与えてはいけませんが、以下はモルモットに与えると有毒なものなので絶対与えないようにしてください。
オスメスを分けて飼育する
モルモットは本来群れで生活している生き物なので、慣れてくると多頭飼育を始める人が多くいます。
その時に必ず、ケージをオスとメスに分けて飼育するようしてください。
分けて飼育しないと、繁殖力が強いためすぐに増えてしまい自分1人では飼育しきれなくなる、飼育崩壊が起こる可能性があります。
脱走に注意する
モルモットのジャンプ力はそこまでありませんが、押す力は強いため、ケージの扉の締め忘れなどで脱走してしまう可能性があるので注意しておきましょう。
定期的にブラッシングが必要です
モルモットは定期的にブラッシングが必要になります。
短毛のモルモットであれば、1〜2週間ほどに一回程度が必要です。
換毛期のよく毛が抜ける時期には、こまめに行ってあげましょう。
長毛種は毛玉ができやすかったり、食べ残しや排泄物などで汚れてしまうので毎日ブラッシングをしてあげることが大切になります。
ビタミンCを摂取させるようにする
モルモットはビタミンCを生成することができないので、フードから摂取する必要があります。
そのため、フードには気をつけてあげましょう。
大きな音を立てないようにする
モルモットは神経質な一面があるため、テレビの音量や子供のはしゃぐ声にビビってしまいストレスがかかってしまいます。
全く音を出さないことは難しいですが、できるだけ音に対して配慮が必要になります。
気温の管理をしっかり行う
モルモットは17〜24度程度が適温になります。
そのため、エアコンで空調管理が必要になってきます。
10度を下回ったり、30度を超えてくると、冬眠してしまいそのまま死んでしまったり
夏バテを起こして、体調が悪くなってしまうので、風通しのいい適切気温の場所で飼育してあげるようにしましょう。
初めて『モルモット』を飼う人向け飼育道具や注意点についてまとめ
ここでは基本的なモルモットの飼う時の注意点や必要な道具についてご紹介しました。
さらに詳しく知りたいという方はyoutubeなどでも紹介してくれている方がいたりするので、参考にしてみてください。
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