熱帯魚を飼いたいと思っている方に飼う始めるの必要な知識と必要な道具をご紹介します。
ペット不可のマンションやアパートでも飼育することができ、水の音や色鮮やかな熱帯魚で癒されるので、
ストレスを感じている人やインテリアをおしゃれにしたい人にはオススメのペットです。
最後には私がオススメする熱帯魚5種類をご紹介します。
そもそも熱帯魚ってなに?
熱帯魚は、水温の暖かいところに生息している魚のことです。
カラフルな色の魚や迫力のある魚が飼育されています。
熱帯魚には2つに大きく分けることができ、ファインディングニモで有名なニモ(クマノミ)やドリー(ナンヨウハギ)のような海水に生息する海水の熱帯魚。
ドラマのワンシーンに映り込む水槽で飼われていることが多いグッピーやネオンテトラのような淡水の熱帯魚の2種類があります。
淡水熱帯魚と海水熱帯魚飼育方法にどういう違いがあるの?
淡水魚と海水魚の飼育方法の違いは、大きく分けると3つ違いがあります。
ここでは簡単に要点だけご紹介して、詳しくはまた別の記事でご紹介します。
初心者が熱帯魚を飼い始めるならどちらがオススメなの?
一番重要なのは自分が飼いたい生体はどちらの熱帯魚なのか?や
どういう水槽にしたいかということが一番重要ですが、初心者が初めて飼い始めるなら淡水の熱帯魚をおすすめします。
淡水魚の飼育を初心者にすすめる理由は3つあります。
こちらも別の記事で詳しくご紹介します。
熱帯魚を飼い始めるにはどういった道具が必要なの?
海水魚と淡水魚で揃える道具が違いますが、ここでは飼育しやすい淡水の熱帯魚に絞って、
飼育に必ず必要な道具を紹介します。
この8つがあれば熱帯魚の飼育を始めることができますよ。
詳しくご紹介していきますね。
他にもあると便利な道具については別の記事でご紹介しています。
もっと熱帯魚の飼育を楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
熱帯魚飼育に必要な道具①水槽
まずは水槽です。
水槽には様々なサイズがあり、熱帯魚に合わせたサイズの水槽を買う必要があります。
また、熱帯魚の種類によっては思ったよりも大きくなるものがあるので、家の水槽では買えないということにならないように注意が必要です。
個人的、とりあえず熱帯魚の飼育を始めてみたいと思っている初心者には30cmキューブがおすすめですよ。
本格的に始める覚悟がある人は60cmのレギュラーから始めることをおすすめします。
詳しくは別の記事に書いていますので気になる方は参考にしてください。
水槽で買える熱帯魚の数やサイズの目安が以下の表の通りなので参考にしてくださいね。
呼び方 | 30cm レギュラー | 30cm ワイド | 30cm キューブ | 45cm レギュラー | 45cm ワイド | 45cm キューブ | 60cm レギュラー | 60cm ワイド | 60cm キューブ |
サイズ | 幅30×奥行18×高さ24 | 幅30×奥行24×高さ24 | 幅30×奥行30×高さ30 | 幅45×奥行24×高さ30 | 幅45×奥行30×高さ30 | 幅45×奥行45×高さ45 | 幅60×奥行30×高さ36 | 幅60×奥行45×高さ45 | 幅60×奥行60×高さ60 |
容量 | 12L | 17L | 27L | 32L | 40L | 91L | 64L | 121L | 216L |
熱帯魚の数 | 5~10匹の小型熱帯魚 | 5〜17匹の小型熱帯魚 | 小型熱帯魚20匹 10cmほどの熱帯魚1匹ほど | 小型熱帯魚30匹 10cmほどの熱帯魚2匹ほど | 小型熱帯魚35前後 10cmほどの熱帯魚3匹ほど | 小型熱帯魚85〜90ほど 10cmほどの熱帯魚3〜5ほど | 小型熱帯魚50匹ほど 30cmほどの熱帯魚も2匹ほど飼育可能 | 小型熱帯魚100匹前後 30cmほどの熱帯魚5匹ほど飼育可能 | 小型熱帯魚200匹ほど飼育可能 10cmほどの熱帯魚20匹ほど飼育可能 |
容量は水の容量なので、装飾品や底床を入れるとさらに重くなるため、注意が必要です。
賃貸では、水槽を設置すると床が曲がってしまったり、抜けてしまう可能性があるため、
熱帯魚を飼い始める場合には、ペット不可の賃貸、ペット可の賃貸どちらであっても一度相談するようにしましょう。
また初心者にはお勧めしませんが、アロワナなどの大型熱帯魚を飼育したい方は120cm以上の水槽が必要になりますので、床の補強が必要な可能性がありますよ。
熱帯魚飼育に必要な道具②フィルター
次にフィルターです。
フィルターにも種類があり、それぞれのデメリット・メリットがあります。
ここではフィルター種類の紹介と初心者におすすめのフィルターを紹介します。
- 上部フィルター
- 外掛けフィルター
- 外部フィルター
- 底面フィルター
- 投げ込みフィルター
- スポンジフィルター
- 流動フィルター
上記の7種類のフィルターがあります。
初心者におすすめのフィルターは60cmの水槽を買う方はセット販売でついている上部フィルターをおすすめします。
60cm以下のレギュラーとキューブの水槽を買う方には設置とメンテナンスが手軽な外掛けフィルターがおすすめですよ。
本格的に今後始めるという方は外部フィルターの60cm水槽セットが売られているのでそちらでもいいかもしれませんね。
フィルターについて詳しくは別の記事でご紹介しています。
購入を考えている人の参考にしていただけたらと思います。
熱帯魚飼育に必要な道具③ヒーター
3つ目に紹介するのはヒーターです。
熱帯魚を飼育するためには水温を一定の温度以上に保つ必要があります。
そのため、必ずヒーターを導入するようにしましょう。
また、ヒーターだけでなく、サーモスタットもあった方が温度の設定が簡単にできるためおすすめです。
ヒーターとサーモスタッドが別になっているものが将来的なコスパを見るとおすすめですが、
とりあえず、最初のコストを抑えて熱帯魚を買ってみたいという方は、ヒーターとサーモスタットが一体になっている一体型のヒーターがおすすめですよ。
一つヒーター選びの注意点として、水量に合ったものを選ぶようにしましょう。
詳しくはこちらの記事に書いていますのでヒーター選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
熱帯魚飼育に必要な道具④底床
4つ目は底床です。
底床とは、水槽に敷き詰める砂(砂利)のことです。
様々種類のある底砂ですが、私が初心者にお勧めなする底床は大磯砂です。
価格が安く、半永久的に使えコスパがいいためおすすめです。
水草を飼育する場合にはソイルというものがオススメですよ。
ソイルや水草水槽(アクアリウム)を本格的にやりたいという方は別の記事に書いていますので、気になる方はご覧ください。
熱帯魚飼育に必要な道具⑤カルキ抜き
5つ目に必要な道具はカルキ抜きです。
一般の家庭であれば熱帯魚の飼育は、水道水で飼育すると思います。
その水道水には、消毒のためにカルキが含まれています。
このカルキは熱帯魚にとっては有毒なため、無毒化させる必要があります。
熱帯魚飼育に必要な道具⑥水抜き道具
6つ目は水抜きの道具になります。
熱帯魚の飼育は、一度水を入れて終了!ではなく、定期的に水換えやメンテナンスが必要になります。
水換えをするときに、水槽ごと運ぶことはできないので水を抜くための道具が必要になります。
専用のものが販売されていますが、初心者の方やあまりコストをかけたくないという方には、灯油を入れる時のポンプでも水換えできますよ。
熱帯魚飼育に必要な道具⑦バケツ
7つ目に必要なものはバケツです。
水換えの時に使ったり、熱帯魚を水槽に投入する時に必ず必要になります。
そのため、2つほどある方がメンテナスや管理がしやすいですよ。
熱帯魚飼育に必要な道具⑧熱帯魚の餌
最後は熱帯魚の餌になります。
熱帯魚の種類によっては、餌により好みがあったり、栄養価的に色々あげる必要があるため、餌選びは重要になりますよ。
ただ、以下でもおすすめする熱帯魚であれば、一般的なフレーク状の餌であれば問題なく飼育できますよ。
初心者にオススメの熱帯魚5選
これから熱帯魚を飼いたいという方に個人的に紹介したい熱帯魚を5つに厳選してご紹介します。
初心者にオススメ熱帯魚①ネオンテトラ
グッピーと並ぶ熱帯魚の入門とも言える熱帯魚の一つで4cmほどになります。
入門魚と言われていますが、繁殖は難しいので飼育を楽しむのに向いています。
どんな水槽であっても、ネオンテトラが10匹以上で群遊する姿はとても癒されますよ。
急激な水質の変化には弱い一面がありますが、一度落ち着いてしまうと滅多なことでは、落ちることがなく、
新しく立ち上げた水槽のパイロットフィッシュとして扱われることも多いですよ。
似た種類にカージナルテトラという種類がありますが、こちらはネオンテトラより少し大きくなるのが特徴です。
初心者にオススメ熱帯魚②コリドラス・パンダ
2つ目に紹介するのがコリドラス・パンダです。
最大5cmほどになる、ナマズの仲間で、水槽の掃除屋さんと呼ばれています。
コリドラスパンダはコリドラスの仲間の中では、入門種と言われている赤コリドラス(アエネウス)や青コリドラス(パレアタス)より、少し水質に敏感な一面がありるため、
少し難しいと言われていますが、個人的には飼育難易度はあまり変わらないので、見た目から、コリドラスパンダをオススメします。
初心者にオススメ熱帯魚③アカヒレ
3つ目に紹介するのはアカヒレです。
アカヒレは、別名コッピーと言われており、最大4cmほどでコップで飼えるくらい丈夫な熱帯魚です。
また、パイロットフィッシュとして、水槽に最初に導入するための熱帯魚としてよく飼われています。
ですが、アカヒレは飼い込むことで、体に入っているラインがと鱗がキラキラと輝き、ヒレの色が薄い黄色と赤に発色してとても綺麗な熱帯魚になります。
さらに、婚姻色という繁殖時にみられる色合いはさらに綺麗になりますのでおすすめの熱帯魚です。
初心者にオススメ熱帯魚④ゴールデンハニードワーフグラミー
4つ目に紹介する熱帯魚はグラミーという種類の仲間でゴールデンハニードワーフグラミーです。
グラミーの中では小型に分類され、4.5cmほどになるため、小型水槽で飼うのは難しいですが、
30cmキューブ以上であればオススメの熱帯魚です。
性格が温厚なため、混泳(他種の熱帯魚と同じ水槽で飼うこと)に非常に適しています。
また、黄色という色が滅多にいないため、水槽内で目が引かれますよ。
水槽内でも繁殖が容易でゴールデンハニードワーフグラミーだけで飼育していると、環境が合えば卵を管理する姿を見ることができますよ。
初心者にオススメ熱帯魚⑤エンペラーテトラ
最後にオススメする熱帯魚はエンペラーテトラです。
ネオンテトラの仲間で、5cmほどになり、ネオンテトラと比べて少し大きくなります。
個人的には大好きな種類なのですが、色合いのせいなのか少し人気がない種類という印象があります。
そんなエンペラーテトラは日本には上皇陛下が皇太子時代にブラジル訪問の際に寄贈された熱帯魚です。
一度落ち着いてしまえば飼育は容易ですが、輸入のストレスで状態が悪かったり、一度体調を崩してしまうと回復が難しいので店頭に並んでいる状態をしっかり見て判断する必要はあります。
他に紹介した熱帯魚とは違い、色が黒や紫、ブルーメタリックのようなシックなカラーをしています。
また、オスは各ヒレが伸長し単独でも見ごたえのある姿になるのでぜひ一度は飼育してみてほしい熱帯魚です。
淡水の熱帯魚を飼いたい!必要な道具とオススメの熱帯魚5選のまとめ
熱帯魚を飼うために始めに揃える道具とオススメ熱帯魚を5種紹介しました。
必要な道具は基本的には同じなので、自分に合ったもの今後見つけていき使っていきましょう!
熱帯魚については自分が飼いたい種類を飼うことをおすすめしますが、しっかり成長したサイズや環境については調べておきましょう!
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