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ブリテッシュショートヘアってどんな猫?歴史や特徴!飼う時の注意点とポイントについて

大型猫
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ブリティッシュショートヘアは、イギリス原産の猫種で、「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫のモデルとも言われている猫種です。

そんなブリティッシュショートヘアの歴史や特徴、飼う時の注意点やポイントについてお伝えしますね。

ブリティッシュショートヘアの歴史

ブリティッシュショートヘアはグレートブリテン島を原産とされており、ブリテンに源流する猫種の中で最古とも言われています。

そのため、起源は古く紀元前の古代ローマ時代にまで遡ります。当時のローマ兵士たちは、猫を乗せてイギリスにやってきたのが始まりとされています。
それがブリティッシュショートヘアの祖先となったと言われています。

ブリティッシュショートヘアは、19世紀にイギリスでキャットショーが行われるようになり、非常に人気のある猫種となりました。
第一次世界大戦により絶滅寸前まで数が減少しましたが、ペルシャ猫と交配することにより数が回復しました。

第二次世界大戦後、ブリティッシュショートヘアの数は一時的に低下しましたが、ロシアンブルーと交配することでブルー(灰色)のカラーのブリティッシュショートヘアの人気が上がり、「ブリティッシュブルー」の愛称で呼ばれるようになりました。
今でもブリティッシュショートヘアは、世界中で人気のある猫種の1つとなっています。

ブリティッシュショートヘアがペルシャと交配したことにより、その遺伝子の特徴を持つ「ブリテッシュロングヘア」という長毛種もアメリカやヨーロッパで人気になっています。

さらに21世紀に入り、東洋の猫種(オリエンタル種)との異種交配が活発になりそれまでに存在しなかったカラーが見られるようになりました。

ブリティッシュショートヘアの特徴

ブリッティシュショートヘアはその名の通り、短くて密集した被毛が特徴的な大型の猫種です。

オスは4~8kg、メスは3~6kgほどで、体長は40〜50cmほどになります。

ブリティッシュショートヘアはがっしりとした筋肉質な体型をしており、平らで幅広い顔、大きな丸い目、小さくて丸い耳、尻尾も太く先が丸くなっている事が特徴です。

被毛はイギリスの寒さにも耐えられるように非常に密集しており、厚みがあり、短くて滑らかな質感があります。
被毛のカラーは多様で、ブルーやクリーム、白、黒など、さまざまな色があります
日本ではブルーのカラーが人気なのか、ブルーが入っていない個体を日本で見ることはほぼありません。

目の色は、オレンジかカッパーと呼ばれる濃いオレンジの目をしています。

寿命は14〜17年とされています。平均的な猫の寿命よりも長生きする傾向にあります。

ブリティッシュショートヘアの性格

ブリティッシュショートヘアは、穏やかで落ち着いた温厚な性格をしている猫種です。

褒らめれたり、遊んだりすることは大好きですが、自立心が高いため飼い主の主導で抱っこされたり、撫でられたりすることはあまり好きではありません
ですが、ブリテッシュショートヘアは家族には愛情深く懐き甘えん坊な一面もあり、自分から『抱っこして〜』と甘えてくる時は甘えさせてあげましょう。
また、警戒心も強く、家族以外の知らない人には中々懐かないとされています。

ブリティッシュショートヘアは、非常に頭が良く、トイレのしつけが簡単な猫種であることも知られています。

穏やかな一面があるため、安定した環境でゆったりと過ごすことがブリティッシュショートヘアのおすすめの環境と言えます。

ブリティッシュショートヘアを飼う時の注意点とポイント

ブリティッシュショートヘアを飼う際には、以下のつの注意点とポイントを考慮することが重要です。

  • 運動と食事の管理
  • 定期的な健康診断を受ける
  • 輸血に注意が必要
  • 定期的にブラッシングをしてあげる
  • 環境を整えてあげる

運動と食事の管理をしよう

ブリティッシュショートヘアは、あまり運動をする猫種ではありません
そのため過剰な食事や運動不足により肥満になる可能性があります。
飼い主は、適切な食事管理と猫じゃらしなどで遊んであげて、運動させてあげましょう。

そうすることで、家族の健康を守ることが出来ますよ。

↓ブリティッシュショートヘアのおすすめフード

定期的な健康診断受けに行こう

ブリティッシュショートヘアは、一般的に健康な猫種ですが、さまざまな品種の猫と交配した歴史があるため、HCM(肥大型心筋梗塞)やPKD(多発性嚢胞腎)などの遺伝性疾患が隠れていることがあります。
そのため定期的な健康診断を受け、病気や怪我、健康上の問題を早期に発見することが大切になりますよ。

輸血に注意が必要

ブリテッシュショートヘアはB型が多い猫種として有名です。
ある研究では58.8%のブリティッシュショートヘアがB型でした。
日本で人気のある猫種はほとんど(90%以上)がA型になっています。
そのため、手術や大怪我をして、輸血が必要な時には注意が必要です。

定期的にブラッシングをしてあげる

ブリティッシュショートヘアは短毛種ですが、被毛が密に生えています。
そのため毛量が多く定期的にブラッシングをしてあげると健康にも良く、コミュニュケーションを取ることが出来ますよ。

環境を考えてあげる

物静かな性格をしているのであまり騒がしい環境を得意としていません。
そのためうるさかったり、いつも人目につくようなところしがないとストレスが溜まってしまう傾向にあります。
そのため、出来るだけ静かな環境を整えてあげて、来客が来た時に隠れられるスペースを作っておいてあげましょう。

以上が、ブリティッシュショートヘアを飼う際に考慮すべき注意点とポイントです。

ブリティッシュショートヘアの歴史・特徴・飼う時の注意点とポイントのまとめ

ブリティッシュショートヘアはイギリス最古の猫と言われているくらい歴史の長い猫種です。

そのため様々な猫種と交配した歴史があります。
それだけ人との繋がりが深い猫種なため、コミュニュケーションを取ることが大好きですが、自立心が強いため、抱っこされたり膝に乗ってくることはそんなに多くありません。

運動量も少ないので、子供のいる家庭や高齢者でも飼いやすい猫種として適していると言われていますよ。

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