子犬の時期は『しつけする』というよりも色々なことに『慣れてもらう』ことのほうが大切です。
それでも子犬時期にしっかりしつけておく必要性のあることを10個お伝えします。
子犬の時期っていつ?
まず子犬の時期というものをこのサイト内では以下の様にしています。
赤文字の生後6ヶ月までをこのサイトでは子犬として定義しています。
そんな子犬の時期にしつけておくべきことは、成犬になったときに健全で幸せな生活を送るために非常に重要なことなのです。
以下に、子犬の時期にしつけておきたいポイント10個お伝えします。
子犬時期にしつけておきたいこと①社会化
社会化は子犬の時期にしかできない大切なこと一番重要なことになります。
そもそも社会化ってなにという方はこちらをご覧ください。
一言に社会化といっても大きく2つあります。
1つ目は犬や他の動物との『動物の社会化』と2つ目は『人間の社会化』があります。
特に動物との社会化は人間との社会化に比べてできる時期が短く早く過ぎてしまうので優先的に『動物の社会化』は行う様にしましょう。
社会化ってどうすればしつけられるの?
「社会化をしつける」という言い方が正しいのかは置いておいてどうすれば愛犬の社会化がスムーズに行われるのでしょうか?
注意点として2つお伝えしますね。
一言でいうとたくさんの刺激に触れさせてあげることが大切です。
この時に怖がらない様にすることが大切になります。
子犬時期にしつけておきたいこと②基本的なコマンド
社会化のしつけが行えるようになってきたら、ある程度信頼関係も築けているはずなので、少しずつコマンド(キュー)を覚えていってもらいましょう。
ここでは覚えてもらうというだけなので、コマンド(キュー)の意味をわかる様になってくれたらクリアになります。
成犬になってからでもいいという方もいらっしゃますが、初めて犬を飼われる方は『人間との社会化』のためにも以下の指示は子犬に覚えてもらっておくと後々楽にしつけをできますよ。
これらの指示のことを私は『静のしつけ』と読んでいて、愛犬を落ち着かせる時につかうコマンドになります。
子犬時期にしつけておきたいこと③トイレトレーニング
社会化の次に大切なのがトイレトレーニングです。
トイレトレーニングができていないと散歩の時にしかトイレをしない子になってしまったり、トイレの場所が覚えられない子になってしまいます。
覚えられないだけの分には、飼い主さんの掃除が大変なだけでなので問題はないのですが、
散歩中にしかトイレをしなくなってしまうと尿疾患の病気につながってしまうことになります。
あと、『人との社会化』が出来ていないという印にもなるため、他のところでも何か問題がが発生することもありますよ。
そんなトイレトレーニングを成功させるためには以下の3つの点を覚えておきましょう。
ここで重要なので失敗した時には反応せず、成功した時にはすごく褒める(ワンちゃんが喜ぶことをする)ことが大切になります。
〜coming soon〜
子犬時期にしつけておきたいこと④キャリーやハウスのトレーニング
次はハウストレーニングです。
ハウス(キャリー)トレーニングは、病院に連れて行く時や災害時、愛犬のストレスを軽減するために必要不可欠なトレーニングです。
我が家の愛犬は自然とできる様になってくれているので、飼い主さんとの信頼関係を築けていれば問題なくできる様になります。
ただ、わんちゃんの個性によってはキャリーが苦手という子もいるの慣れさせてあげるといいですね。
ここで慣れてもらうためのポイントをいくつかお伝えします。
子犬時期にしつけておきたいこと⑤噛むことの制御
愛犬の噛み癖はしつけの3大悩みの一つと言われているぐらい多くの人が悩んでいます。
噛み癖は子犬の生後3〜12週の間の社会化の時期に学んでいないと噛み癖が治らないまま成犬になってしまいます。
成犬になってから噛み癖を直そうとすると、プロのドッグトレーナーさんに依頼しないと治らないことがあるので、子犬のうちに飼い主さんがしつけておきましょう。
この噛み癖がつかない様にするためのポイントをお伝えします。
子犬時期にしつけておきたいこと⑥無駄吠えのコントロール
無駄吠えも飼い主さんが抱えるな悩みで多いものになります。
無駄吠えも噛み癖と同じでなにか理由があり、飼い主さんに対する意思表示として吠えています。
吠える理由としては以下の様な点が挙げられます。
個人的には『警戒心からくる吠え』や『欲求を伝えるための吠え』は飼い主さんや周りの人が困っていないのであれば、無理してしつける必要はないと個人的には思っています。
ただ、3つ目の『攻撃的な吠え』はしつけはしつけておかないと、他の人のわんちゃんを傷つけたり、人に危害を加えてしまう可能性があるためしつけが必要になります。
状況によって吠えない様にするためのしつけが違いますが攻撃的な吠えに対するしつける方法をお伝えします。
基本的に『攻撃な吠え』をするわんちゃんは『警戒心が強い』『ストレスを抱えている』『社会化が出来ていない』かのいずれか(あるいは複数)が原因になっています。
子犬のうちは、社会化が適正に行われていないことが多いため社会化を促してあげると自然と無駄吠えが少なくなってきますよ。
子犬時期にしつけておきたいこと⑦首輪やハーネス・リードに慣れてもらう
子犬からお迎えすると散歩ができない時期があります。
散歩ができる様になってから首輪やハーネスをつけるとわんちゃんの性格によっては嫌がることがあります。
嫌がる様になると、散歩どころではないので、子犬のうちから『ハーネスや首輪・リードをつけるものだよ』ということを子犬のうちからしっかり教えておいておきましょう。
教える時のポイントをお伝えします。
子犬時期にしつけておきたいこと⑧タッチトレーニング
タッチトレーニングとは、『触ることに慣れてもらう』ことです。
わんちゃんの中には触られることが嫌いな子や特定の部位(尻尾や足など)を触られることが嫌いな子がいます。
子犬の時期に人間から触られることは『うれしい』『たのしい』『しあわせ』ということを理解してもらうことが重要になります。
日々の健康チェックやブラッシングなどのケアを行うことができる様になります。
触られる事に慣れていないと、攻撃的な性格になってしまったり、臆病になってしまって、『無駄吠え』や『噛み癖がつく』ことに繋がるため、タッチトレーニングは大切なことです。
タッチトレーニングは、ポイントは1つだけで『愛犬と飼い主さんが日常から触れ合う』ことが大切になります。
この時に耳や足、尻尾、お腹など全身くまなく触ってわんちゃんに気持ちいことだという事をわかってもらいましょう。
子犬時期にしつけておきたいこと⑨お留守番の練習
我が家の愛犬ができていないことなのですが、お留守番ができるようになることも子犬の時期にしかしつけられないことの一つになります。
お留守番の練習ができていないと、分離不安症につながってしまいます。
そのため、お留守番はできる様にしておきましょう。
お留守番のトレーニング方法のポイントをお伝えしますね
ハウストレーニングができていると比較的簡単にお留守番ができる様になりますよ。
我が家の愛犬は元々妻の連れ子(犬)で軽度の分離不安症がありましたが、
社会化ができていたので成犬でも愛犬が接し方を理解してくると治すことができますよ。
子犬時期にしつけておきたいこと⑩お手入れの練習
タッチトレーニングができた後にする取り入れてほしい事で、日々のお手入れも子犬の時期に慣れてもらいましょう。
特に次の2点は飼い主さんができるようになるといいですね。
特にブラッシングは毎日行って健康状態のチェックや体毛を綺麗に保ってあげる必要があります。
爪切りも飼い主さんがしてあげるほうがいいのですが、黒爪のわんちゃんの爪切りはコツがいるので愛犬の爪が黒い場合はサロンにお願いしたほうがいいですよ。
子犬のしつけで絶対にしたほうがいいことのまとめ
しつけの原点が飼い主さんとの信頼関係につながっているので、正直子犬の時期にはしつけというよりも社会化できるように促してあげることが大切です。
他にもYouTubeやInstagramの活動も行なっているのでフォローやチャンネル投稿をお願いします。
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