新年明けましておめでとうございます。
今回は新年1発目の記事ということで、去年の振り返りで2024年の後半に話題になったニュースを独断と偏見でご紹介します。
国内だけでなく、世界的に里山の身近な鳥や蝶が急減、絶滅危惧種並みの減少率も!
環境省と日本自然保護協会は、里山や里地に生息する鳥や蝶(チョウ)など身近な生物の個体数が急速に減少していることを示す報告書を10月1日に発表した。
それだけでなく、世界自然保護基金(WWF)は生物多様性の豊かさを示す指数が、自然環境の損失や気候変動により過去50年で73%低下したとする報告書を10月10日に発表されました。


ホッキョクグマたちが歩行困難に?前代未聞の現象が・・・
北方に暮らすホッキョクグマの2つの集団が裂傷、脱毛、皮膚の潰瘍、そして、毛皮と主に足への着氷に苦しんでいるという発表がされました。

2012年から2013年に行ったカナダとグリーランドに挟まれたケイン湾の調査で、ホッキョクグマの病変に初めて気付きました。
その後、2018年から2022年にかけて東グリーンランドの調査結果により判明し、2024年10月の学術誌『Ecology』で発表されました。
原因は地球温暖化による、気候変動だと言われてます。
ヒョウがさらに絶滅の危機に!20年で3割減少!
過去22年間(3世代)で30%以上も減少し、これまでに15の国と地域ですでに絶滅、11カ国で絶滅した可能性がある。
報告書は、「人口増加による迫害が続いたことが、個体数の激減を招いた」とされています。
一部地域では保護活動のおかげで回復をしている地域もありますが、以前として絶滅の危機に瀕しています。
アムールヒョウは、すでに近親交配による兆候が見られており、絶滅に危険性が高まっています。
ほたるの光操り別のオスを罠に誘い込むクモの生態

クモは色々な生態を持っており、さまざまな蜘蛛の巣を張ることで知られています。
そんな、クモですが、2024年8月19日付けの学術誌「Current Biology」で発表された論文で、とらえたオスのホタルを光を操作して、あたかも交尾相手を求めるメスが光を放っているかのように見せかけ、別のオスをおびき寄せているようだ。
という研究発表(参考論文)がありました。
国武漢にある華中農業大学のホタル研究者で、論文の筆頭著者を務めた傅新華氏は、博士課程在籍中の2004年に、野外でクモの巣を観察していたところ、ある奇妙な現象に気付いた。
クモの罠にはまるホタル(Abscondita terminalis)がオスばかりだったというものでした。
さらに不思議なことに、網にかかった一部のオスは、メスが見せるような点滅パターンで光を放っていたとされています。
このクモの毒によって光のパターンを変化させている要因と言われていますが、現状では仮説の段階で、これから裏付けるための実験が必要になります。
まとめ
以下かだったでしょうか?
ほかにも新種の動物が発表されていたりしますが、近年は動物たちの絶滅に拍車がかかっていると言われています。
個人では何かできることがないかと考えてみたり、身近な動植物たちのことを少し考えてみていただければと思います。
では今回はこの辺で(^^)/~~~
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